１９７０年の初飛行以来、米海軍の艦隊防空の要として活躍し、その後は対地攻撃能力も備えた万能戦闘機へと進化を遂げたグラマンＦ‐１４トムキャット。本書は、その誕生から２００６年の退役に至るまでの歴史を、元Ｆ‐１４パイロットやレーダー迎撃士官らの貴重な証言を交えながら解説する一冊だ。著者自身も元レーダー迎撃士官であり、Ｆ‐１４の歴史と運用に精通。豊富なフルカラー写真に加え、１２０点以上に及ぶ側面図やマーキングイラストも収録した、トムキャットを愛するすべての人に贈る決定版！
もくじ情報：１　トムキャットの誕生と黎明期；２　ＡＩＭ‐５４と戦術航空偵察ポッドシステム；３　トムキャット、第二幕の十年；４　Ｆ‐１４Ｂ　ボムキャット；５　１９９０年代のトムキャット；６　トップガンとトムキャット；７　最後の十年；８　ミッシングマン；ＤＡＴＡ

平田　光夫(ヒラタ　ミツオ)
１９６９年生まれ。東京都文京区出身。一級建築士の資格を持つが、近年建築関係の仕事はしていない（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）