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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
フィック,ナサニエル(フィック,ナサニエル)
1977年、アメリカ合衆国ボルチモア生まれ。ダートマス大学で古典学と政治学の学位を取得後、米国海兵隊に入隊。火器小隊長としてパキスタンとアフガニスタン、偵察小隊長としてイラクで作戦を遂行、65人の部下全員を生還させる。退官後、ハーバード大学大学院でMBAとMPAを取得。新アメリカ安全保障センターCEO、サイバーセキュリティ・ソフトウェア企業CEOなどを経て、国務省サイバースペース・デジタル政策局特命大使を2025年1月まで務めた。米国安全保障のキーマンとして日本とも深いかかわりを持つ フィック,ナサニエル(フィック,ナサニエル)
1977年、アメリカ合衆国ボルチモア生まれ。ダートマス大学で古典学と政治学の学位を取得後、米国海兵隊に入隊。火器小隊長としてパキスタンとアフガニスタン、偵察小隊長としてイラクで作戦を遂行、65人の部下全員を生還させる。退官後、ハーバード大学大学院でMBAとMPAを取得。新アメリカ安全保障センターCEO、サイバーセキュリティ・ソフトウェア企業CEOなどを経て、国務省サイバースペース・デジタル政策局特命大使を2025年1月まで務めた。米国安全保障のキーマンとして日本とも深いかかわりを持つ |
戦場の原理が真の〈リーダー〉を生む。2001年9月11日、世界は反転した。「人生が変わるような何か」を求め、ダートマス大学卒業後にアメリカ海兵隊に入隊したナサニエル・フィックは、テロ直後の混迷の中でアフガニスタンへと送られる。帰国後、米軍最高峰の偵察部隊小隊長となり、イラク戦争の只中へと入っていく主人公を待ち受けていたのは、崩壊する社会と組織の理不尽だった…。命をやり取りする最前線で、課せられた任務とリスクの間で決断しながら最高の〈リーダー〉へと成長する姿を克明に描く。作戦の朝令暮改、無能な中隊長、民間人の死傷…アメリカの素顔を暴くニューヨーク・タイムズ・ベストセラー。
もくじ情報:1 平和(「人生が変わるような何かを求めていた」;「海兵隊では安楽な日は過去にしかない」;「どれだけ自分を捧げられるかなのだ」 ほか);2 戦争(「浮足立つ能無し少尉など、何の役にもたたない」;「今夜の任務で最も重要なことは何だ?」;「一九六七年一一月一〇日、わたしはベトナムにいた」 ほか);3 その後(「人生で最も意味のある時代が終わったのだ」)