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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
伊丹 完(イタミ カン)
2023年、現在まで人気シリーズとして続く『大江戸秘密指令 隠密長屋の十人』(二見時代小説文庫)の上梓で一躍、新進気鋭の時代小説家となる。江戸の文化のほか、映画や演劇、落語やミステリーにも造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 伊丹 完(イタミ カン)
2023年、現在まで人気シリーズとして続く『大江戸秘密指令 隠密長屋の十人』(二見時代小説文庫)の上梓で一躍、新進気鋭の時代小説家となる。江戸の文化のほか、映画や演劇、落語やミステリーにも造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「どんな人物にも成りきれる腕を見込んで隠密廻同心に取り立てたい」―小芝居の元役者、鯉川銀次郎の目の前に突如現れたのは、なんと南町奉行・遠山左衛門尉であった。まさに青天の霹靂である。なにしろ銀次郎は、弟分の京四郎と組んで人を騙し、稼ぎを得ていた小悪党であったが、遠山はそれを知りながら罰することなく、手下にしたいというのだ。銀次郎は元々、役者として演技が器用で、二枚目から悪役、女形まで、どんな役でもこなせた。今日から直参御家人としてその得意技を活かせるのか―驚きを隠せない銀次郎であったが、この直後、さらに信じられない人物に御目見えすることになるのだった!波乱万丈の若侍が、世を揺るがす密命を帯びて暗躍する気鋭の新シリーズ、いざ開幕!!