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出版社名:かもがわ出版
出版年月:2025年5月
ISBN:978-4-7803-1374-1
190P 19cm
菊池事件 ハンセン病差別の壁をこえるために
徳田靖之/著
組合員価格 税込 2,090
(通常価格 税込 2,200円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:死刑執行後の再審を求める一冊開始されれば日本初となる死刑執行後の再審・無罪を求めて1951年熊本県で発生した殺人事件。逮捕されたのは、ハンセン病患者とされたFさん(当時28歳)だった。無実を訴えたが、審理の場はハンセン病療養所内の「特別法廷」という名の隔離法廷。裁判は公開されず、Fさんの訴えに耳を傾ける者はなかった。「凶器」はねつ造されたものではないか?親族はなぜ嘘の証言をしたのか?Fさんは本当に自白したのか? ー真相に迫る。
1951年、熊本県でダイナマイトが投げ込まれる殺人未遂事件が起こった。この時の被害者は翌年、山中で惨殺死体で発見。逮捕されたのはハンセン病患者であるとされたF…(続く
内容紹介:死刑執行後の再審を求める一冊開始されれば日本初となる死刑執行後の再審・無罪を求めて1951年熊本県で発生した殺人事件。逮捕されたのは、ハンセン病患者とされたFさん(当時28歳)だった。無実を訴えたが、審理の場はハンセン病療養所内の「特別法廷」という名の隔離法廷。裁判は公開されず、Fさんの訴えに耳を傾ける者はなかった。「凶器」はねつ造されたものではないか?親族はなぜ嘘の証言をしたのか?Fさんは本当に自白したのか? ー真相に迫る。
1951年、熊本県でダイナマイトが投げ込まれる殺人未遂事件が起こった。この時の被害者は翌年、山中で惨殺死体で発見。逮捕されたのはハンセン病患者であるとされたFさん(当時28歳)。被害者が、Fさんをハンセン病患者だと県に報告し、Fさんは療養所への入所を勧告されたことから、恨みによる殺人と疑われたのだ。無実を訴えながらも、療養所内の「特別法廷」という名の隔離法廷でFさんは死刑判決を受け、1962年に刑が執行された。Fさんは、公開の裁判を受ける権利も人間としての尊厳も否定され、葬り去られた。日本初となる死刑執行後の再審・無罪を求めて。
もくじ情報:第一章 死刑執行再審としての菊池事件―その現段階(再審事件としての菊池事件の特徴;死刑執行再審事件としての壁を克服するために;菊池事件再審請求の現段階と今後の展望);第二章 事件の概要と再審請求(入江信さんから託されたもの;つくられた凶器;つくられた親族供述;特別法廷の違憲性と国民的再審請求の意義);第三章 冤罪事件としての菊池事件―狭山事件との共通性(菊池事件と狭山事件;石川さんとFさん);第四章 なぜ菊池事件が起こったか―無らい県運動のさなかに(戦後の熊本県における無らい県運動の特徴;Fさんへの収容勧告からダイナマイト事件の発生前まで;ダイナマイト事件への疑問;ダイナマイト事件公判におけるFさんと不当判決);第五章 Fさんの「自白調書」を分析する(弁解録取書について;Fさんの供述調書)
著者プロフィール
徳田 靖之(トクダ ヤスユキ)
1944年生まれ。弁護士。菊池事件再審弁護団共同代表。「らい予防法」違憲国家賠償請求訴訟西日本弁護団共同代表。ハンセン病家族訴訟弁護団共同代表。薬害エイズ九州訴訟共同代表。ハンセン病市民学会共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
徳田 靖之(トクダ ヤスユキ)
1944年生まれ。弁護士。菊池事件再審弁護団共同代表。「らい予防法」違憲国家賠償請求訴訟西日本弁護団共同代表。ハンセン病家族訴訟弁護団共同代表。薬害エイズ九州訴訟共同代表。ハンセン病市民学会共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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