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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
亀和田 武(カメワダ タケシ)
1949年栃木県生まれ。成蹊大学卒。「劇画アリス」編集長などを経て、フリーに。82年『まだ地上的な天使』でデビュー。90年代にはTBS「スーパーワイド」などテレビ番組の司会者も務める。2009年『どうして僕はきょうも競馬場に』でJRA賞馬事文化賞を受賞。各誌で、テレビ評、雑誌評などのコラムを連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 亀和田 武(カメワダ タケシ)
1949年栃木県生まれ。成蹊大学卒。「劇画アリス」編集長などを経て、フリーに。82年『まだ地上的な天使』でデビュー。90年代にはTBS「スーパーワイド」などテレビ番組の司会者も務める。2009年『どうして僕はきょうも競馬場に』でJRA賞馬事文化賞を受賞。各誌で、テレビ評、雑誌評などのコラムを連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
坂本九、「SFマガジン」、ビートルズ武道館公演、ジャズ喫茶、代ゼミ、全共闘…。一九六〇年代、すべては「ポップ」だった。戦後もっとも濃密な十年間を、もっとも多感な十代に過ごした著者が、時代の熱気とともに綴った等身大のクロニクル。文庫化にあたり、七〇年代以降の「ポップ少年のその後」を綴る新章を増補。
もくじ情報:春の雪は学生食堂とキャビアの呪いなのか。;十月、たそがれのバリケード。気がつくと、たった一人だ。;一九六〇年、ネギの町で初めてポップ…(続く)
坂本九、「SFマガジン」、ビートルズ武道館公演、ジャズ喫茶、代ゼミ、全共闘…。一九六〇年代、すべては「ポップ」だった。戦後もっとも濃密な十年間を、もっとも多感な十代に過ごした著者が、時代の熱気とともに綴った等身大のクロニクル。文庫化にあたり、七〇年代以降の「ポップ少年のその後」を綴る新章を増補。
もくじ情報:春の雪は学生食堂とキャビアの呪いなのか。;十月、たそがれのバリケード。気がつくと、たった一人だ。;一九六〇年、ネギの町で初めてポップと出会った。;ひとりぼっちのツイストと暴力教室。;漣健児と「ミュージック・ライフ」の時代。;キューバ危機だけど、早く早くお便りネ。;放課後だけはファイティング原田のように。;人気投票と「下を向いて歩こう」というマイナー嗜好癖。;SFマガジンと馬込銀座の本屋で出会った。;僕は悲しき少年兵だったのか。;アイビー小僧から熱帯画家になった福田くん。;僕に貸本マンガと永島慎二を教えてくれた小柳くん。;新宿風月堂でお喋りしていたら、二人とも三流マンガ誌の編集者になっていた。;映画を観るならフランス映画だった、あの頃。;新宿と吉祥寺。高校生の街歩きは危険がいっぱい。;〓という字に少年の妄想はさらに拡がる。;いじけて、すねて、ボートだけを漕いでいた。;ジャズを聴くならジャズ喫茶。渋谷DUETと京都しあんくれーる。;最果ての街、稚内のジャズ喫茶にいた少年兵たち。;ビートルズ来日。あのとき日本武道館の楽屋口で何があったのか。〔ほか〕