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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
村上 靖彦(ムラカミ ヤスヒコ)
1970年、東京都生まれ。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第7大学)。現在、大阪大学人間科学研究科教授・感染症総合教育研究拠点CiDER兼任教員。専門は哲学と現象学的な質的研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 村上 靖彦(ムラカミ ヤスヒコ)
1970年、東京都生まれ。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第7大学)。現在、大阪大学人間科学研究科教授・感染症総合教育研究拠点CiDER兼任教員。専門は哲学と現象学的な質的研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
管理と効率からケアを解放する。過剰な競争で傷ついた人へ。人間は相互に依存しあうと同時に、傷つけあってしまう。なぜケアは、家庭と施設に閉じ込められたのか。自分の小さな願いごとから始める。
もくじ情報:序章;第1章 家族ケアに忍び込む暴力(家族ケアとプロのケア;家族ケアへと閉じ込められる);第2章 プロのケアのなかのネガティブな出来事(資本主義に侵食されるケア;差別とケア);第3章 ケアを管理から解放する(解決の糸口;自宅でのケアを社会のケアへと開く;〈生きるベース〉をつくる);第4章 孤立と〈かすかなSOSへのアンテナ〉(声を奪われるすき間;孤立に対抗する);第5章 生きのびるためのミクロな実践(どこから逃げるのか;逃げてそしてどうするのか)