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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
甘利 俊一(アマリ シュンイチ)
1936年東京都生まれ。工学博士。東京大学教授、パリ大学客員教授、ルーバン大学特任教授などを経て、東京大学名誉教授、理化学研究所栄誉研究員、帝京大学先端総合研究機構特任教授。数理工学全般に興味を持ち、情報理論、学習及びパターン認識、神経回路網理論などを研究してきた。さらに統計学、システム理論、情報理論などに共通の理論的基盤を与える「情報幾何学」を提唱し、これを推進している。これらの業績により、AI研究分野における先駆者として国際的に知られている。日本学士院賞、瑞宝中綬章、文化功労章、文化勲章など受賞・受章多数。著書に『バイオコンピュータ』(岩波書店/1987年…( ) 甘利 俊一(アマリ シュンイチ)
1936年東京都生まれ。工学博士。東京大学教授、パリ大学客員教授、ルーバン大学特任教授などを経て、東京大学名誉教授、理化学研究所栄誉研究員、帝京大学先端総合研究機構特任教授。数理工学全般に興味を持ち、情報理論、学習及びパターン認識、神経回路網理論などを研究してきた。さらに統計学、システム理論、情報理論などに共通の理論的基盤を与える「情報幾何学」を提唱し、これを推進している。これらの業績により、AI研究分野における先駆者として国際的に知られている。日本学士院賞、瑞宝中綬章、文化功労章、文化勲章など受賞・受章多数。著書に『バイオコンピュータ』(岩波書店/1987年 講談社科学出版賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
2024年、ノーベル物理学賞が人工知能分野に与えられた。生成AIの登場に象徴されるように、いま人工知能は飛躍的な進歩を遂げている。本書は、現在の「人工知能の源流」を築いた著者が、脳とAI研究の歴史を辿り、その仕組みを解説…(続く)
2024年、ノーベル物理学賞が人工知能分野に与えられた。生成AIの登場に象徴されるように、いま人工知能は飛躍的な進歩を遂げている。本書は、現在の「人工知能の源流」を築いた著者が、脳とAI研究の歴史を辿り、その仕組みを解説。数理で脳を研究するとはどういうことか。脳とは何か。心とは何か。人工知能は心を持つのか。宇宙のはじまりから脳の誕生、人類の未来までを展望しながら、「人工知能と人間」の本質に迫る。
もくじ情報:第1章 脳を宇宙誌からみよう;第2章 脳とはなんだろう;第3章 「理論」で脳はどう考えられてきたのか;第4章 数理で脳を紐解く(1)神経興奮の力学と情報処理の仕組み;第5章 数理で脳を紐解く(2)「神経学習」の理論とは;第6章 人工知能の歴史とこれから;第7章 心に迫ろう;第8章 現代AIの基本技術 深層回路網と生成AI;第9章 深層回路網と生成AI AIは心を持つか;第10章 AI時代の文明と社会