ＮＴＴ西日本の「企業理念」策定と人材育成を担い、やがて代表取締役副社長となった著者は、東日本大震災など多くの災害で現場を踏み、対策を指揮した、稀有なリーダーでもある。その圧倒的体験から生まれたキャリア論・災害論！
もくじ情報：第１章　人との縁に学ぶ（人とのご縁と成長―「～である私」という物語；不思議なご縁からの学び；ＩＣＴによる「邂逅連鎖」の実現―コミュニケーションの未来形）；第２章　災害との遭遇に学ぶ（キャリアと災害；キャリアに基づく災害論）；第３章　邂逅連鎖を未来へつなぐ（過去の邂逅を未来へつなぐ；シミュレーションとシナリオ作成）；付録　災害とパンデミック（災害・パンデミックと幸福度との関係；パンデミック対策の「もし」を考える）

高畠　宏一(タカハタケ　コウイチ)
１９７８年、九州大学工学部情報工学科卒業。同年、日本電信電話公社（現ＮＴＴ）入社。西日本電信電話株式会社（ＮＴＴ西日本）熊本支店長、常務取締役ネットワーク部長などを経て、２０１２年に代表取締役副社長設備本部長に就任。「街デジ構想」など地域密着型のサービスを創出する一方、東日本大震災をはじめ多くの災害で現場を指揮する。２０１６年からはミライト・グループの代表として通信インフラの建設・保守、人材育成などに尽力。現在、株式会社ミライト・ワン相談役（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）