|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
森田 富美子(モリタ フミコ)
1929年、長崎県生まれ。1945年8月9日に爆心地から離れた工場で被爆、両親と弟3人は爆心地から200mの実家にいて即死。戦後は、結婚し婚家の家業の経営に加わり、化粧品販売に携わっていた。2007年、東京でヘアメイクの仕事をする長女・京子のところに家出。コロナ禍にiPadを手に入れ、Twitter(現X)で「わたくし90歳」のアカウントで投稿するようになる 森田 富美子(モリタ フミコ)
1929年、長崎県生まれ。1945年8月9日に爆心地から離れた工場で被爆、両親と弟3人は爆心地から200mの実家にいて即死。戦後は、結婚し婚家の家業の経営に加わり、化粧品販売に携わっていた。2007年、東京でヘアメイクの仕事をする長女・京子のところに家出。コロナ禍にiPadを手に入れ、Twitter(現X)で「わたくし90歳」のアカウントで投稿するようになる |
「先生にお願いがあります。私を長生きさせて下さい。みんなに会った時、平和になったよ、そう言えるよう頑張りたいんです」79歳で長崎から東京に家出した「わたくし96歳」こと「ハハ」が、75年間封印してきた原爆の体験を語り始め、「伝え続ける」と90歳で決めた理由。
もくじ情報:第一章 8月9日、あの日(16歳)(1945年8月9日長崎);第二章 生い立ち(0歳~20歳)(祖父との暮らし、両親との暮らし;戦争を感じ始めた;戦争が終わって);第三章 戦後を生きる(21歳~75歳)(結婚、そして子育て;再び蘇る戦争の記憶;次のステップ);第四章 家出、入院、そして応援(76歳~92歳)(東京に行きます;「体が出すサインを見逃すな」;夢中になることがいっぱお);第五章 わたくし95歳(93歳~)(体は色々あるけれど;こんな日常;繰り返さない;伝え続ける、言い続ける)