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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
澤田 瞳子(サワダ トウコ)
1977年京都府生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院博士前期課程修了。2011年、デビュー作『孤鷹の天』で第17回中山義秀文学賞を受賞。13年『満つる月の如し 仏師・定朝』で本屋が選ぶ時代小説大賞2012ならびに第32回新田次郎文学賞、16年『若冲』で第9回親鸞賞、20年『駆け入りの寺』で第14回舟橋聖一文学賞、21年『星落ちて、なお』で第165回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 澤田 瞳子(サワダ トウコ)
1977年京都府生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院博士前期課程修了。2011年、デビュー作『孤鷹の天』で第17回中山義秀文学賞を受賞。13年『満つる月の如し 仏師・定朝』で本屋が選ぶ時代小説大賞2012ならびに第32回新田次郎文学賞、16年『若冲』で第9回親鸞賞、20年『駆け入りの寺』で第14回舟橋聖一文学賞、21年『星落ちて、なお』で第165回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
時は天平宝字。高向斐麻呂は大学寮に入寮した。己が仕える遣唐使藤原清河を唐に迎えに行くためだ。父を待つ娘・広子への思慕もあった。紀寺の奴・赤土と偶然出会った斐麻呂は彼に学問を教えることに。儒学の教えを学び、国を支えるという理想を抱く若者たち。だが看病禅師・道鏡を籠する阿倍上皇とそれを諌める藤原仲麻呂との対立が深まり、斐麻呂らは不穏さを増す政に巻き込まれてゆく。