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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
由原 かのん(ヨシハラ カノン)
1960年東京都生まれ。放送大学卒。福井市内にある蕎麦屋を夫婦で切り盛りする傍ら、五十代から公募文学賞に挑戦。2019年第99回オール讀物新人賞受賞。『首ざむらい 世にも快奇な江戸物語』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 由原 かのん(ヨシハラ カノン)
1960年東京都生まれ。放送大学卒。福井市内にある蕎麦屋を夫婦で切り盛りする傍ら、五十代から公募文学賞に挑戦。2019年第99回オール讀物新人賞受賞。『首ざむらい 世にも快奇な江戸物語』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
猫矢又四郎は荒物屋の用心棒。主家の黒猫かちんとひょんなことから話せるようになる。その頃、麻布飯倉町界隈では、交合中の男女を刺殺する辻斬りが続き、不穏な空気が漂っていた。怪しい風体の下手人の…(続く)
猫矢又四郎は荒物屋の用心棒。主家の黒猫かちんとひょんなことから話せるようになる。その頃、麻布飯倉町界隈では、交合中の男女を刺殺する辻斬りが続き、不穏な空気が漂っていた。怪しい風体の下手人の噂が拍車をかける。そんな中、さる大名家から黒猫を招きたいとの報せが来る。又四郎がかちんと屋敷を訪れると、そこには辻斬りと同じ装束の人物が待っていた。