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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
冨原 眞弓(トミハラ マユミ)
1954年生まれ。ソルボンヌ大学大学院修了。聖心女子大学名誉教授。専門はフランス哲学だが、トーヴェ・ヤンソンの研究者としても日本の第一人者。ヤンソンの訳書のほか、ヤンソンおよびムーミン関係の著書多数。2025年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 冨原 眞弓(トミハラ マユミ)
1954年生まれ。ソルボンヌ大学大学院修了。聖心女子大学名誉教授。専門はフランス哲学だが、トーヴェ・ヤンソンの研究者としても日本の第一人者。ヤンソンの訳書のほか、ヤンソンおよびムーミン関係の著書多数。2025年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
ムーミン谷の源流をさぐる。トーヴェ・ヤンソンはなぜムーミン物語を描いたのか。あのユートピアに込められた思いはなにか。いったいかれらは、誰なのか。ヤンソン研究の第一人者が8年の歳月をかけて書き上げた遺作にして、決定版評伝。
もくじ情報:ムーミン谷の成分表;すべてはパリから始まった―一九〇五‐一四年(〇歳);ヘルシンキにトーヴェと戦争がやって来た―一九一四‐一八年(〇‐四歳);ヘルシンキのアトリエで育つ―一九一八‐三〇年(四‐一六歳);シ…(続く)
ムーミン谷の源流をさぐる。トーヴェ・ヤンソンはなぜムーミン物語を描いたのか。あのユートピアに込められた思いはなにか。いったいかれらは、誰なのか。ヤンソン研究の第一人者が8年の歳月をかけて書き上げた遺作にして、決定版評伝。
もくじ情報:ムーミン谷の成分表;すべてはパリから始まった―一九〇五‐一四年(〇歳);ヘルシンキにトーヴェと戦争がやって来た―一九一四‐一八年(〇‐四歳);ヘルシンキのアトリエで育つ―一九一八‐三〇年(四‐一六歳);シグネの仕事を引き継いでいく―一九三〇年(一六歳);ペッリンゲの島でママとパパと夏をすごす―一九二〇‐三〇年(六‐一六歳);ストックホルムで愉快な叔父たちとくらす―一九三〇‐三三年(一六‐一九歳);テクニスで技術と自由を得る―一九三〇‐三三年(一六‐一九歳);アテネウムが分断されていく―一九三三‐三七年(一九‐二三歳);芸術家になりたい―一九三三‐三七年(一九‐二三歳);パリとベルリン、ふたつの衝撃に見舞われる―一九三四年(二〇歳);パリに留学しセーヌ左岸に両親の足跡を追う―一九三八年(二三‐二四歳);パリでアトリエを選ぶ―一九三八年(二三‐二四歳);ブルターニュの島で絵を描く―一九三八年(二三‐二四歳);ひとりでイタリアを旅する―一九三九年(二五歳);『ガルム』でスターリンとヒトラーを描く―一九三九‐四五年(二五‐三一歳);戦争が始まり、友人は決意する―一九三九‐四五年(二五‐三一歳);家族がしずかに壊れていく―一九三九‐四五年(二五‐三一歳);仕事第一主義をあらためて決意する―一九三八‐四四年(二四‐三〇歳);小さなトロール、世に放たれる―一九三九‐四五年(二五‐三一歳);アトスと出逢い、言葉にめざめる―一九四六‐四七年(二九‐三三歳);ヴィヴィカと出逢い、トリオが右往左往する―一九四六‐四八年(三二‐三四歳);トゥーリッキとあたらしい世界へ―一九五五‐七〇年(四一‐五六歳);シグネの旅立ちとムーミン谷の終焉―一九七〇年(五六歳)