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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
Flitton,Maxwell(FLITTON,MAXWELL)
マックスウェル・フリットン。RustオープンDB、SurrealDBのソフトウェアエンジニアであり、キングス・カレッジ・ロンドンの名誉研究者として外科用ロボット工学を研究し、RustでGPUストリーミングを構築している。2011年に、イギリスのリンカーン大学で看護学の理学士号を取得し、オープン大学で物理学の学位を取得し、UCLで物理学と医療工学の大学院卒業証書を取得した。その間、チャリング・クロスのA&Eで看護師として働いていた。金融テクノロジーにも経験があり、NasdaqやMonolith AIといった企業で使用される金融損失…( ) Flitton,Maxwell(FLITTON,MAXWELL)
マックスウェル・フリットン。RustオープンDB、SurrealDBのソフトウェアエンジニアであり、キングス・カレッジ・ロンドンの名誉研究者として外科用ロボット工学を研究し、RustでGPUストリーミングを構築している。2011年に、イギリスのリンカーン大学で看護学の理学士号を取得し、オープン大学で物理学の学位を取得し、UCLで物理学と医療工学の大学院卒業証書を取得した。その間、チャリング・クロスのA&Eで看護師として働いていた。金融テクノロジーにも経験があり、NasdaqやMonolith AIといった企業で使用される金融損失モデルエンジンの開発に携わっている |
ネットワークアプリケーションの複雑化により、数千から数万のネットワーク処理を並行して処理することが求められるようになりました。OSが提供するスレッドでも並行処理は実装可能ですが、オーバーヘッドが大きいためこの規模の並行性を実現することは困難です。このため、プロセス内部で複数のタスクをスケジューリングすることで並行性を実現する非同期機構の採用が、さまざまな言語で進んでいます。Rustのasync/awaitによる非同期機構はその1つで、async/awaitによる簡潔でわかりやすい記述をコンパイラが状態遷移マシンに書き換えることで、スタックを使用しない低コストな非同期実行を実現しています。本書は、async/await機構の実装を通じてその仕組みを理解し、代表的な活用方法をマスターできる構成となっています。
もくじ情報:1章 非同期プログラミング入門;2章 非同期Rustの基本;3章 非同期キューの自作;4章 自作非同期ランタイムへのネットワークの統合;5章 コルーチン;6章 リアクティブプログラミング;7章 Tokioのカスタマイズ;8章 アクタモデル;9章 デザインパターン;10章 外部ライブラリに依存しない非同期サーバの構築;11章 テスト