|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
林 英一(ハヤシ エイイチ)
1984年、三重県生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。一橋大学博士(社会学)。現在、二松学舎大学文学部歴史文化学科准教授。インドネシア残留日本兵の研究で日本学術振興会育志賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 林 英一(ハヤシ エイイチ)
1984年、三重県生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。一橋大学博士(社会学)。現在、二松学舎大学文学部歴史文化学科准教授。インドネシア残留日本兵の研究で日本学術振興会育志賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
シベリア抑留の陰で繰り広げられていた「もう一つの悲劇」。敗戦の屈辱に耐えながら炎天下で重労働を強いられた兵士たちは、飢えと望郷の日々のなかで何を考え、どう行動したのか。英軍によるジャワ・シンガポール・ビルマ抑留から、米軍によるフィリ…(続く)
シベリア抑留の陰で繰り広げられていた「もう一つの悲劇」。敗戦の屈辱に耐えながら炎天下で重労働を強いられた兵士たちは、飢えと望郷の日々のなかで何を考え、どう行動したのか。英軍によるジャワ・シンガポール・ビルマ抑留から、米軍によるフィリピン抑留、豪軍によるラバウル抑留まで、日本軍人・軍属の貴重な日記類を読み解き、南方抑留の歴史的背景と過酷な実態を明らかにする。
もくじ情報:第一章 タンジュン・プリオク港―インドネシア・ジャワ島;第二章 レンパン島―シンガポール沖・リアウ諸島;第三章 コカイン収容所―ビルマ・ラングーン;第四章 カンルバン収容所―フィリピン・ルソン島;第五章 ラバウル戦犯収容所―南太平洋・ニューブリテン島;終章 歴史対話