内容紹介：幼馴染みへの片想いに悩んでいた高宮翔矢は、突然異世界に召喚され、呪われた魔剣に囚われた皇子を鎮める『鞘』だと言われてしまう！　訳もわからないまま、皇子の側近によって地下牢に放り込まれると、そこには黒豹が－－それは皇子であるアンシャルが魔剣の呪いに蝕まれた姿だと明かされる。周囲の人々に危害を加えないために心を閉ざしたアンシャルの心を救えるのは翔矢だけであると神官たちから懇願されるが、当の本人からは『鞘』など不要と拒まれてしまう。しかしアンシャルの力が強まってしまう満月の夜、魔獣の姿になった皇子は本能を抑えきれずに翔矢に甘えだして－－？
幼馴染みとの関係に悩む高宮翔矢は、突然異世界に召喚され、呪われた皇子を鎮める『鞘』だと言われてしまう！そのまま地下牢に放り込まれるとそこには黒豹姿の魔獣が―それは皇子・アンシャルが民を護るために魔剣の呪いを受けた姿だった。呪いを解く方法は『鞘』たる自分が魔獣に喰われるか、夜伽を行うかの２つ。だが、人の姿に戻った当の本人からは『鞘』は不要と拒まれてしまう。不器用な優しさをはらんだその言葉の真意を知ることで、彼を救いたいという思いは募り…？

真崎　ひかる(マサキ　ヒカル)
１１月１５日生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）