内容紹介：形而上学は既存のルールや秩序を疑い、世界の見取り図を描き直すメソッドだ。存在や時間、因果の謎に迫り、明晰に考え、メタ思考力を鍛えるための最良の入門書。
形而上学は既存のルールや秩序を疑い、世界の見取り図を丸ごと描きなおすメソッドだ。時間は存在するのか。私たちに自由はあるか。物事の因果はどうやって決まるのか。同一性とは何か。この世界とまったく別の世界は存在するか―。論理学、認識論、倫理学と並び、古代ギリシア以来哲学の中心問題でありつづけてきた形而上学。その基本から最新論点までをわかりやすく解説。読んだ後には世界ががらりと違って見えてくる！俯瞰的に、明晰に考え、メタ思考力を鍛える最良の入門書。
もくじ情報：序章　形而上学とは何か；第１章　性質と類似性；第２章　因果；第３章　部分と全体；第４章　「もの」と「こと」；第５章　時間と様相；第６章　人の同一性；第７章　自由

秋葉　剛史(アキバ　タケシ)
千葉大学大学院人文科学研究院准教授。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。博士（哲学）。専門は形而上学、真理論、初期現象学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）