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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
景山 春樹(カゲヤマ ハルキ)
1916年滋賀県生まれ。神道・仏教美術学者。國學院大学文学部国史学科卒業。’64年文学博士学位取得。京都市教育局学務課、恩賜京都博物館鑑査員、京都国立博物館学芸課長、帝塚山大学教授、木下美術館館長などを歴任。1985年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 景山 春樹(カゲヤマ ハルキ)
1916年滋賀県生まれ。神道・仏教美術学者。國學院大学文学部国史学科卒業。’64年文学博士学位取得。京都市教育局学務課、恩賜京都博物館鑑査員、京都国立博物館学芸課長、帝塚山大学教授、木下美術館館長などを歴任。1985年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
四季を通じて雨も多く、鬱蒼たる樹林に包まれた比叡山。延暦四年(七八五)、二十歳の最澄が草庵を構え、日本仏教の変動が始まる―。天台法華宗・根本道場の三塔十六谷の霊所を案内しながら、信長の一山焼き打ちなど一三〇〇年を超える歴史を「地理」的視点から考察。山麓に生まれ育ち、歩きつくした宗教史家による比類なきガイド!
もくじ情報:地文と人文のあやなす位置;霊峰比叡へはいる路;山上の霊所をめぐる路;最澄と比叡山;入唐求法の旅;天台法華宗の開立;比叡山寺の規模と構成;教学と法儀;回峰修験;一山大衆;僧兵強訴の歴史;山門派と寺門派のあらそい;巨大な経済をささえた山門領;東塔;西塔;横川;門跡寺院の出現;日吉山王社;門前町坂本;近江路の主要な末山;信長の焼き打ちとその再興