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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
笹原 千波(ササハラ チナミ)
1994年生まれ。2020年「翼は空を忘れない」(日吉真波名義)で第204回Cobalt短編小説新人賞受賞。2022年「風になるにはまだ」で第13回創元SF短編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 笹原 千波(ササハラ チナミ)
1994年生まれ。2020年「翼は空を忘れない」(日吉真波名義)で第204回Cobalt短編小説新人賞受賞。2022年「風になるにはまだ」で第13回創元SF短編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
病気や障害などの事情で生身の体で生きることが難しくなった人々が、〈情報人格〉として仮想世界で暮らせるようになった近未来。情報人格の小春は、大学時代の同級生が集うパーティに出席するために「一日だけ体を…(続く)
病気や障害などの事情で生身の体で生きることが難しくなった人々が、〈情報人格〉として仮想世界で暮らせるようになった近未来。情報人格の小春は、大学時代の同級生が集うパーティに出席するために「一日だけ体を貸し出してくれる」サービスを利用する。体を貸してくれたのは年の離れた大学生だった。ひとつの体を共有して、ふたりは特別な一日を過ごす。第13回創元SF短編賞受賞作を含む瑞々しいデビュー作品集。