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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
黒岩 麻里(クロイワ アサト)
1973年京都市生まれ。2002年名古屋大学大学院生命農学研究科博士課程修了。博士(農学)。2016年より北海道大学大学院理学研究院教授。小説家やジャーナリストに憧れる文系少女だったが、高校の授業で生物に目覚め、一念発起して理転。一浪を経て名古屋大学農学部へ入学。博士課程から北海道大学へ移り、トゲネズミと出会う。幼少期から生き物を飼うのが好きで、飼育した生物種数は100を超える。現在は北海道犬とサイベリアンのお世話で手一杯である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 黒岩 麻里(クロイワ アサト)
1973年京都市生まれ。2002年名古屋大学大学院生命農学研究科博士課程修了。博士(農学)。2016年より北海道大学大学院理学研究院教授。小説家やジャーナリストに憧れる文系少女だったが、高校の授業で生物に目覚め、一念発起して理転。一浪を経て名古屋大学農学部へ入学。博士課程から北海道大学へ移り、トゲネズミと出会う。幼少期から生き物を飼うのが好きで、飼育した生物種数は100を超える。現在は北海道犬とサイベリアンのお世話で手一杯である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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私たちヒトも含め、哺乳類のY染色体は退化する一方だ。そのうち、男はいなくなる!?南の島のトゲネズミに、そのヒントがあるかもしれない。絶滅危惧種にして天然記念物、そのネズミたちは、Yがないのにオスがいる。Yがないなら、雌雄のDNAの差はどこに?あの方法もこの遺伝子も、ハズレ、ハズ…(続く)
私たちヒトも含め、哺乳類のY染色体は退化する一方だ。そのうち、男はいなくなる!?南の島のトゲネズミに、そのヒントがあるかもしれない。絶滅危惧種にして天然記念物、そのネズミたちは、Yがないのにオスがいる。Yがないなら、雌雄のDNAの差はどこに?あの方法もこの遺伝子も、ハズレ、ハズレ、またハズレ…!立ちはだかる数々の壁を乗り越え、「Yなき性」の謎にせまる。
もくじ情報:プロローグ 常識はずれの哺乳類;1 よみがえるトゲネズミ;2 Y染色体を失うということ;3 消失と巨大化―ネズミ、真逆の道をゆく;4 消えたYの謎を追う;5 世界に羽ばたくトゲネズミ;エピローグ トゲネズミのいま