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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
持永 かおり(モチナガ カオリ)
多摩美術大学にて、ガラス工芸と陶芸を学ぶ。卒業後、陶作品を制作・発表しながら「いけばな草月」本部造形科陶芸コースで加藤清之氏・小川待子氏の助手として指導にあたる。その間、多くの美術品や花器・器の修理修復を手掛ける。愛用の飯碗を割ってしまい、修理のため漆の勉強を始める。2011年の震災を機に「造る」側から「直す」側へと転身、自宅にてワレモノ修理プロジェクト「モノ継ぎ」を立ち上げる。2013年より漆芸蒔絵第一級技能士・小林宮子先生主催の蒔絵教室にて漆全般の知識と技を学ぶ。現在、D&DEPARTMENT TOKY0と「モノ継ぎ」HPを窓口に、依頼された陶磁器・ガラス…( ) 持永 かおり(モチナガ カオリ)
多摩美術大学にて、ガラス工芸と陶芸を学ぶ。卒業後、陶作品を制作・発表しながら「いけばな草月」本部造形科陶芸コースで加藤清之氏・小川待子氏の助手として指導にあたる。その間、多くの美術品や花器・器の修理修復を手掛ける。愛用の飯碗を割ってしまい、修理のため漆の勉強を始める。2011年の震災を機に「造る」側から「直す」側へと転身、自宅にてワレモノ修理プロジェクト「モノ継ぎ」を立ち上げる。2013年より漆芸蒔絵第一級技能士・小林宮子先生主催の蒔絵教室にて漆全般の知識と技を学ぶ。現在、D&DEPARTMENT TOKY0と「モノ継ぎ」HPを窓口に、依頼された陶磁器・ガラス器を国産漆で繕いながら、漆継ぎ個人レッスンも開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
伝統の漆技法をもとに、大切な品を美しくよみがえらせる。小さな欠けこそ丁寧に。基本と応用の修繕をステップごとにわかりやすく解説。
もくじ情報:1 金継ぎで使う道具と材料の準備(破損状態の確認 STEP01 器の破損状態に合わせた修繕方法を選ぶ;繕いの準備 STEP02 修繕前にクリーニングと下処理をする ほか);2 小さな欠けを繕う(陶器の欠け1 織部釉小鉢 LESSON01 口縁の小さな欠けを丁寧に繕う;陶器の欠け2 外焼締ボウル LESSON02 釉薬のかかっていない器はマスキングをする ほか);3 ヒビを繕う(磁器の…(続く)
伝統の漆技法をもとに、大切な品を美しくよみがえらせる。小さな欠けこそ丁寧に。基本と応用の修繕をステップごとにわかりやすく解説。
もくじ情報:1 金継ぎで使う道具と材料の準備(破損状態の確認 STEP01 器の破損状態に合わせた修繕方法を選ぶ;繕いの準備 STEP02 修繕前にクリーニングと下処理をする ほか);2 小さな欠けを繕う(陶器の欠け1 織部釉小鉢 LESSON01 口縁の小さな欠けを丁寧に繕う;陶器の欠け2 外焼締ボウル LESSON02 釉薬のかかっていない器はマスキングをする ほか);3 ヒビを繕う(磁器のヒビ 白磁カップ LESSON05 ヒビの上に漆を置いて染み込ませる;いろいろなヒビ紹介);4 割れを繕う(磁器の割れ1 織部釉フィンカップ LESSON06 麦漆を塗ったら湿気を取り込んで接着する;磁器の割れ2 染付飯茶碗 LESSON07 破片を仮組みしてから麦漆で接着する ほか);5 難易度の高い破損を繕う(陶器の大きな欠け 織部釉小鉢 LESSON09 強度の高い刻苧漆で大きな欠けを造形する;陶器の複雑な割れ1 白釉マグカップ LESSON10 取っ手の接着部分に麻糸を巻きつけて補強する ほか)