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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
新田 啓子(ニッタ ケイコ)
1967年東京生まれ。立教大学教授。ウィスコンシン大学マディソン校大学院博士課程修了(Ph.D.)。専攻はアメリカ文学、文化理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 新田 啓子(ニッタ ケイコ)
1967年東京生まれ。立教大学教授。ウィスコンシン大学マディソン校大学院博士課程修了(Ph.D.)。専攻はアメリカ文学、文化理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
建国からトランプ再選まで、歴史を貫く暴力=軍事への問い。戦争、独裁、内戦、テロ…危機に対峙するアメリカの想像力を探る「虚構のレッスン」。エドガー・アラン・ポー、マーク・トウェイン、ハーマン・メルヴィル、ヘンリー・ジェイムズ…「セキュリティ」と「戦略文化」から読むアメリカの姿。
もくじ情報:序章 戦略文化とアメリカ文学;第一部 武装の論理(人間性の荒野;閾下の戦場;民主国家の安全保障;アメリカ的問題の露出;アメリカの明暗法);第二部 贖罪の暴力(アメリカの庶子たち;重なりあう新世界と旧世界;人間の安全保障と文学のメランコリー;陰謀論の生まれる土壌);第三部 復讐の精神(内乱の予感;奴隷の時間へ;社会契約と人権契約);第四部 徴募の技術(恐怖のテクスチュアリティ;美とテロル;民主主義のコスト削減;秘められた爆発物);終章 破壊的衝動のゆくえ