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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
増見 国弘(マスミ クニヒロ)
農学博士。1947年徳島県徳島市に生まれる。現在、特定非営利活動法人 国際開発フロンティア機構(IDFO)理事長。フィリピンIDFO農村開発研究研修センター所長。(社)アフリカ開発協会 理事。増見事務所代表、SeeMore店主(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 増見 国弘(マスミ クニヒロ)
農学博士。1947年徳島県徳島市に生まれる。現在、特定非営利活動法人 国際開発フロンティア機構(IDFO)理事長。フィリピンIDFO農村開発研究研修センター所長。(社)アフリカ開発協会 理事。増見事務所代表、SeeMore店主(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
日本はコメ文化を基にした国である。今日、日本はコメ自給問題が大きく取り上げられている。第二次世界大戦後、日本は1951年に講和条約を締結して国際社会に復帰し、コメ技術をもってアジア、アフリカ、南太平洋諸国の食料自給支援の国際協力を行ってきた。筆者が長いアジア、アフリカ、南太平洋の異文化社会にてコメを中心とした農業協力現場の実践から探求した食料自給や国際協力を解く書である。コメづくりから説く日本の伝統文化、歴史からみる日本人の海外進出や移民、そして異文化社会の農民技術と技術協力の実態解明から教えられる国際社会や国際協力の活き方の書でもある。
もくじ情報:第1部 異文化社会の農村・農民と国際協力を考える(アジア、アフリカ、南太平洋でみた農村・農民と農業協力;日本人の海外進出、移民と国際協力);第2部 異文化社会の農民技術の解明と農業協力(南太平洋の巨大フィジーのコメの自給はなぜ達成できなかったのか―フィジー稲作農民技術の解明と農業技術協力―;フィジー稲作協力に対する外務省経済協力評価調査の厳しい評価とその検証 ほか);第3部 これからのアフリカの食料問題と農業協力を考える(農業・食料は人類の源である;アジア・アフリカの農業と食用作物 ほか);第4部 アジア、アフリカ、南太平洋の農業協力にロマンと生き甲斐を求めて(農業開発協力を志す;日本で学びアメリカ、カナダ、ドイツの協力から学ぶ ほか)