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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
山口 恵以子(ヤマグチ エイコ)
1958年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。プロットライターとして活動後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務しながら、小説の執筆に取り組む。2007年、『邪剣始末』でデビュー。2013年、『月下上海』で第二十回松本清張賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 山口 恵以子(ヤマグチ エイコ)
1958年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。プロットライターとして活動後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務しながら、小説の執筆に取り組む。2007年、『邪剣始末』でデビュー。2013年、『月下上海』で第二十回松本清張賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
この絵を私は…(続く)
この絵を私は知っている―矢沢澪は偶然入った美術館で、とある抽象画を前に奇妙な感覚に襲われる。蘇るのは、二十年前に亡くなった父と館山で過ごした幼い日の記憶。調べるうち、作者も同時期に館山にいたことが分かり、澪は一つの疑問に辿り着く。「彼もあれを見たのだろうか?」一枚の絵が導く父の死の真相とは(「見てはいけない」)。愛と憎しみ渦巻く珠玉の全十編。