|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
國分 功一郎(コクブン コウイチロウ)
1974年、千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。高崎経済大学准教授、東京工業大学教授を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 國分 功一郎(コクブン コウイチロウ)
1974年、千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。高崎経済大学准教授、東京工業大学教授を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
哲学史研究、精神科医との協働、芸術論など、多様な顔をもつジル・ドゥルーズ(一九二五‐九五年)。『差異と反復』、『意味の論理学』から『シネマ』、『フーコー』に至るその著作を「読む」ことはいかにして可能か?その問いとともに、二〇世紀最後の哲学者が残した思考の根源にある法則に迫る。「読む人」である著者渾身の一冊、増補改訂を経た決定版。
もくじ情報:第1章 自由間接話法的ヴィジョン―方法(自由間接話法;哲学研究の課題;哲学の課題);第2章 超越論的経験論―原理(超越論哲学と経験論哲学;無人島;出来事;超越論的な原理;超越論的な原理の発生);第3章 思考と主体性―実践(思考の強制;思考の習得と方法;物質に付け加わる主体性);第4章 構造から機械へ―転回(ガタリとの出会い;構造と機械;構造と構造主義;セリー、ファルス、原抑制;『アンチ・オイディプス』と分裂分析);第5章 欲望と権力―政治(ミシェル・フーコーの歴史研究;『監獄の誕生』における二つの編成;権力と二つの編成;一元論と二元論;欲望と権力;欲望のアレンジメントと権力装置―『千のプラトー』の理論的位置)