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出版社名:講談社
出版年月:2025年9月
ISBN:978-4-06-541084-4
348P 15cm
ドゥルーズの哲学原理/講談社学術文庫 2880
國分功一郎/〔著〕
組合員価格 税込 1,411
(通常価格 税込 1,485円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:今日に至るまで絶大な影響を及ぼし、議論を引き起こし続けているフランスの哲学者ジル・ドゥルーズ(1925-95年)は、デイヴィッド・ヒュームやアンリ・ベルクソンなどを対象とした哲学史研究から学問的経歴を開始し、主著『差異と反復』(1968年)、そして『意味の論理学』(1969年)を公刊して、その地位を確かなものとした。飛躍を求めたドゥルーズは、精神科医フェリックス・ガタリ(1930-92年)との「二人で書く」企てに挑戦し、物議を醸した『アンチ・オイディプス』(1972年)、『千のプラトー』(1980年)を送り出す。さらに晩年には映画論や芸術論に取り組み、その全容は公刊が始まった講義録を…(続く
内容紹介:今日に至るまで絶大な影響を及ぼし、議論を引き起こし続けているフランスの哲学者ジル・ドゥルーズ(1925-95年)は、デイヴィッド・ヒュームやアンリ・ベルクソンなどを対象とした哲学史研究から学問的経歴を開始し、主著『差異と反復』(1968年)、そして『意味の論理学』(1969年)を公刊して、その地位を確かなものとした。飛躍を求めたドゥルーズは、精神科医フェリックス・ガタリ(1930-92年)との「二人で書く」企てに挑戦し、物議を醸した『アンチ・オイディプス』(1972年)、『千のプラトー』(1980年)を送り出す。さらに晩年には映画論や芸術論に取り組み、その全容は公刊が始まった講義録を通して、より明らかになりつつある。こうした多彩な相貌を見せるドゥルーズの「哲学」全体を貫く「原理」はあるのか? あるとすれば、それはどのようなものだったのか? 「20世紀最後の哲学者」の方法と対象を精緻に分析し、その核心と実践的意義に迫った本書は、広く評価され、多くの読者を得てきた。生誕100年、没後30年を迎える2025年、改訂を施し、新稿を加えた決定版として、講談社学術文庫に登場する。[本書の内容]第I章 自由間接話法的ヴィジョン--方 法 1 自由間接話法 2 哲学研究の課題 3 哲学の課題第II章 超越論的経験論--原 理 1 超越論哲学と経験論哲学 2 無人島 3 出来事 4 超越論的な原理 5 超越論的な原理の発生第III章 思考と主体性--実 践 1 思考の強制 2 思考の習得と方法 3 物質に付け加わる主体性第IV章 構造から機械へ--転 回 1 ガタリとの出会い 2 構造と機械 3 構造と構造主義 4 セリー、ファルス、原抑圧 5 『アンチ・オイディプス』と分裂分析第V章 欲望と権力--政 治 1 ミシェル・フーコーの歴史研究 2 『監獄の誕生』における二つの編成 3 権力と二つの編成 4 一元論と二元論 5 欲望と権力 6 欲望のアレンジメントと権力装置文献一覧研究ノートI 自然主義についてII ■■III 総合的方法IV ■■V 法/制度/契約VI ■■VII 個の心と衆の心VIII ■■IX 国家と考古学X ■■
哲学史研究、精神科医との協働、芸術論など、多様な顔をもつジル・ドゥルーズ(一九二五‐九五年)。『差異と反復』、『意味の論理学』から『シネマ』、『フーコー』に至るその著作を「読む」ことはいかにして可能か?その問いとともに、二〇世紀最後の哲学者が残した思考の根源にある法則に迫る。「読む人」である著者渾身の一冊、増補改訂を経た決定版。
もくじ情報:第1章 自由間接話法的ヴィジョン―方法(自由間接話法;哲学研究の課題;哲学の課題);第2章 超越論的経験論―原理(超越論哲学と経験論哲学;無人島;出来事;超越論的な原理;超越論的な原理の発生);第3章 思考と主体性―実践(思考の強制;思考の習得と方法;物質に付け加わる主体性);第4章 構造から機械へ―転回(ガタリとの出会い;構造と機械;構造と構造主義;セリー、ファルス、原抑制;『アンチ・オイディプス』と分裂分析);第5章 欲望と権力―政治(ミシェル・フーコーの歴史研究;『監獄の誕生』における二つの編成;権力と二つの編成;一元論と二元論;欲望と権力;欲望のアレンジメントと権力装置―『千のプラトー』の理論的位置)
著者プロフィール
國分 功一郎(コクブン コウイチロウ)
1974年、千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。高崎経済大学准教授、東京工業大学教授を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
國分 功一郎(コクブン コウイチロウ)
1974年、千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。高崎経済大学准教授、東京工業大学教授を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)