|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
トゥルン,モニク(トゥルン,モニク)
1968年南ベトナム・サイゴン(現ベトナム・ホーチミン市)生まれ。6歳のときに戦争難民としてアメリカに移住。イェール大学卒業(文学専攻)、コロンビア大学法学大学院修了(法学博士)。2003年刊行のデビュー作『ブック・オブ・ソルト』がニューヨーク公共図書館若獅子小説賞、PEN/ロバート・W・ビンガム賞などを受賞、14ヶ国で出版される。“Bitter in the Mouth”に続く第三長編となる本書は、ジョン・ガードナー小説賞を受賞、パブリッシャーズ・ウィークリーの2019年ベストフィクションにも選ばれる。2021年ジョン・ドス・パソス賞受賞(本データはこの…( ) トゥルン,モニク(トゥルン,モニク)
1968年南ベトナム・サイゴン(現ベトナム・ホーチミン市)生まれ。6歳のときに戦争難民としてアメリカに移住。イェール大学卒業(文学専攻)、コロンビア大学法学大学院修了(法学博士)。2003年刊行のデビュー作『ブック・オブ・ソルト』がニューヨーク公共図書館若獅子小説賞、PEN/ロバート・W・ビンガム賞などを受賞、14ヶ国で出版される。“Bitter in the Mouth”に続く第三長編となる本書は、ジョン・ガードナー小説賞を受賞、パブリッシャーズ・ウィークリーの2019年ベストフィクションにも選ばれる。2021年ジョン・ドス・パソス賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
世界を放浪し日本で「明治の文豪・小泉八雲」となった男ラフカディオ・ハーン。その謎めいた人生を彼を愛した三人の女たちは語りだす。生みの母ローザは生き別れた息子を思いながら。最初の妻アリシアは新聞記者の夫との結婚と破綻を振り返りながら。そして二番目の妻小泉セツは亡き夫の不在を惜しみながら。甘く苦い記憶と思い出が織りなす知られざる作家の素顔とは。繊細で濃密な伝記小説。