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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
鈴木 康久(スズキ ミチヒサ)
1960年京都府生まれ。1985年愛媛大学大学院農学研究科修士課程修了。京都府職員を経て、京都産業大学現代社会学部教授。博士(農学) 鈴木 康久(スズキ ミチヒサ)
1960年京都府生まれ。1985年愛媛大学大学院農学研究科修士課程修了。京都府職員を経て、京都産業大学現代社会学部教授。博士(農学) |
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日本人と縁が深い水。「湯水のように」と言われるほど豊かな水は、炊事や洗濯など日常生活や酒造、潅漑などに利用されてきた。本書は、名水というキーワードから日本人と水の関わりを案内。弘法大師伝説が全国に広がっ…(続く)
日本人と縁が深い水。「湯水のように」と言われるほど豊かな水は、炊事や洗濯など日常生活や酒造、潅漑などに利用されてきた。本書は、名水というキーワードから日本人と水の関わりを案内。弘法大師伝説が全国に広がった理由や、歌枕になった名水、茶の湯・酒造と名水などを時代ごとに解説し、さらに美人水や害虫駆除の泉のようなユニークな水質、「まいまいず」など巧みな水利用も紹介。名水の歴史と科学、文化が一目瞭然。
もくじ情報:序章 時代が求めた名水の変遷;第一章 『古事記』『日本書紀』『風土記』が伝える水―神代~記紀時代;第二章 日本人の心情を伝える和歌の名水―奈良時代~平安時代;第三章 人物ゆかりの水と宗教の水―平安時代~室町時代;第四章 新たな水文化、茶人・茶事の水―室町時代~江戸時代;第五章 民衆の水―江戸時代の名水;第六章 生業の水―明治時代~現代;第七章 水質が生み出した名水;第八章 自然環境と共存する巧みな水利用;終章 名水の名付けの「謎をひもとく」