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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
前川 ほまれ(マエカワ ホマレ)
1986年生まれ。宮城県東松島市出身。看護師として働くかたわら、小説を書き始める。2017年「跡を消す」で第7回ポプラ社小説新人賞を受賞し、翌年『跡を消す 特殊清掃専門会社デッドモーニング』を刊行しデビュー。19年刊行の『シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎』は第22回大藪春彦賞の候補となる。23年、『藍色時刻の君たちは』で第14回山田風太郎賞受賞。現在も看護師としての勤務を続けながら、執筆を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 前川 ほまれ(マエカワ ホマレ)
1986年生まれ。宮城県東松島市出身。看護師として働くかたわら、小説を書き始める。2017年「跡を消す」で第7回ポプラ社小説新人賞を受賞し、翌年『跡を消す 特殊清掃専門会社デッドモーニング』を刊行しデビュー。19年刊行の『シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎』は第22回大藪春彦賞の候補となる。23年、『藍色時刻の君たちは』で第14回山田風太郎賞受賞。現在も看護師としての勤務を続けながら、執筆を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
富士見ウエスト病院の名物医師・海野彩乃先生。担当する「SOGI支援外来」には、各地から患者が集まっていて…。休職明けの看護師・倉木透子が配属になった第七病棟は、ストレスケアの治療を中心におこなっている。病棟医長の海野先生とは、休職前にあるやりとりをしていた。倉木が海野から紹介された入院患者は、十代のXジェンダーで―(「二人のエックス」)。レズビアン、トランスジェンダー…、セクシュアルマイノリティ自体に病理はないが、現代社会の苛酷なストレス環境に苦しむ人がいる。それぞれの「在り方」を見つめる、医療連作集。