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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ガーシュウィン,リサ=アン(ガーシュウィン,リサアン)
オーストラリアクラゲ刺傷情報室(Australian Marine Stinger Advisory Services)室長。1998年、クラゲの大発生と進化に関する研究でフルブライト奨学金獲得。これまで200種以上の新種を発見、その内容は少なくとも16タイプの非常に危険なクラゲから、新種のイルカまで多岐にわたる ガーシュウィン,リサ=アン(ガーシュウィン,リサアン)
オーストラリアクラゲ刺傷情報室(Australian Marine Stinger Advisory Services)室長。1998年、クラゲの大発生と進化に関する研究でフルブライト奨学金獲得。これまで200種以上の新種を発見、その内容は少なくとも16タイプの非常に危険なクラゲから、新種のイルカまで多岐にわたる |
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波打つ傘型の体、不規則に広がる触手。クラゲはうっとりするほど美しく、ぞっとするほど恐ろしい生き物です。クラゲは世界中の海のどんな水深にも生息し、複数の器官を備えた生物としては地球上でもっとも古く、5億年…(続く)
波打つ傘型の体、不規則に広がる触手。クラゲはうっとりするほど美しく、ぞっとするほど恐ろしい生き物です。クラゲは世界中の海のどんな水深にも生息し、複数の器官を備えた生物としては地球上でもっとも古く、5億年以上前から海にくらしてきました。しかも、多くの場所で大幅に増加していて、こうした大発生は世界の海の水温上昇と毒性の悪化を示す、不吉な指標とされています。この本では、十文字クラゲからブラックシーネットルまで、50種のユニークなクラゲたちを、息を呑むほど美しいカラー写真で紹介します。また最新の科学的知見に基づいて、クラゲの体の構造、歴史、分布、生息海域、生態系における役割について解説します。
もくじ情報:第1章 クラゲの解剖学(カツオノエボシ/ブルーボトル;バテイクラゲ/マツノミクラゲ属のクダクラゲ ほか);第2章 クラゲの生活史(ベニクラゲ;十文字クラゲの仲間 ほか);第3章 クラゲの分類と進化(ブラックシーネットル;バジンガ ほか);第4章 クラゲの生態学(イルカンジクラゲの仲間;バレンクラゲ ほか);第5章 わたしたちとクラゲの関係(エチゼンクラゲ;シーウォルナッツ ほか)