ようこそ!
文庫
新書・選書
文芸
教養
人文
教育
芸術
児童
趣味
生活
地図・ガイド
就職・資格
語学
小学学参
中学学参
高校学参
辞典
コミック
ゲーム攻略本
エンターテイメント
日記手帳
社会
法律
経済
経営
ビジネス
理学
工学
コンピュータ
医学
看護学
薬学
出版社名:講談社
出版年月:2025年10月
ISBN:978-4-06-521945-4
244P 20cm
無機的な恋人たち
濱野ちひろ/著
組合員価格 税込 1,881
(通常価格 税込 1,980円)
割引率 5%
在庫あり
生協宅配にてお届け
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
内容紹介:あの『聖なるズー』の著者が、ふたたびタブーに挑む「人は無機物と愛し合えるか?」2019年、人間と動物の性愛を描く『聖なるズー』で鮮烈なデビューを果たしたノンフィクションライター・濱野ちひろ。待望の書き下ろしノンフィクションとなる今作のテーマは、「人と無機物のセックス」。人は「人以外」と愛し合うことはできるのか?セックスロボットが普及すると人々のセックス観はどう変わるのか?AIに恋をする人々が出てきている今だからこそ、「無機物とのセックス」を通して、近未来社会の「性と愛」を予見する。【本書の内容】第一章 シンテティックな愛は永遠にシンテティクス(合成物質)でできた無機的な妻・シドレと暮…(続く
内容紹介:あの『聖なるズー』の著者が、ふたたびタブーに挑む「人は無機物と愛し合えるか?」2019年、人間と動物の性愛を描く『聖なるズー』で鮮烈なデビューを果たしたノンフィクションライター・濱野ちひろ。待望の書き下ろしノンフィクションとなる今作のテーマは、「人と無機物のセックス」。人は「人以外」と愛し合うことはできるのか?セックスロボットが普及すると人々のセックス観はどう変わるのか?AIに恋をする人々が出てきている今だからこそ、「無機物とのセックス」を通して、近未来社会の「性と愛」を予見する。【本書の内容】第一章 シンテティックな愛は永遠にシンテティクス(合成物質)でできた無機的な妻・シドレと暮らすデイブキャット。この界隈では世界的に有名な夫婦である「二人」に、私は「参与観察(生活をともにして観察・記録する手法)」を試みた。第二章 裏切りと喪失の経験妻の不倫によって離婚したジムは、等身大人形のアンナを見つめながら言う。「アンナは嘘をつかないし、秘密を持たない。唯一無二のパートナーなんだ」裏切らないことーーそれが等身大人形に求められる最大の美点なのだろうか?第三章 フェティシストと夫「僕にとってドールは芸術品なんだよ。関係性はない」と語るジョゼフ。「僕がショップから救い出したあの日から、ナタリーは幸せなんだ」と語るロジャー。ドールフェティシストとドールの夫。二人との会話から見えてきた「愛の輪郭」とは。第四章 ミクの夫として生きる普段は公務員として働く近藤顕彦にとって、初音ミクは「イジメのどん底から救ってくれた」存在だった。「我が家のミクさん」との生活を通して社会に波紋を投げかける近藤には、ある信念があった。第五章 身体を探してカリフォルニア州サンフランシスコで出会ったミア。男性から女性になろうとしている最中の、トランスジェンダー女性だった。彼女はなぜドールを必要とするのか。第六章 秘密の実験「絶対に秘密なんだけど」と、デイブキャットは私に言った。「新しいドールをもう一体買おうと思っているんだ。セックス専用のドールを」第七章 中国と日本のラブドールメーカー中国ジーレックス社と日本のオリエント工業。経営理念が異なる2社の「製造現場」から見えてきたものは…。第八章 無機物の死東大阪にある「人間ラブドール製造所」。…
人は無機物と愛し合えるか?セックスロボット、等身大人形、初音ミク…『聖なるズー』著者がふたたびタブーに挑む。書き下ろしノンフィクション。
もくじ情報:プロローグ;第一章 シンテティックな愛は永遠に;第二章 裏切りと喪失の経験;第三章 フェティシストと夫;第四章 ミクの夫として生きる;第五章 身体を探して;第六章 秘密の実験;第七章 中国と日本のラブドールメーカー;第八章 無機物の死;エピローグ
著者プロフィール
濱野 ちひろ(ハマノ チヒロ)
ノンフィクションライター。1977年、広島県生まれ。2000年、早稲田大学第一文学部卒。著書『聖なるズー』で2019年に開高健ノンフィクション賞受賞。2024年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
濱野 ちひろ(ハマノ チヒロ)
ノンフィクションライター。1977年、広島県生まれ。2000年、早稲田大学第一文学部卒。著書『聖なるズー』で2019年に開高健ノンフィクション賞受賞。2024年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)