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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
土屋 健(ツチヤ ケン)
オフィスジオパレオント代表。サイエンスライター。日本古生物学会会員、日本地質学会会員、日本文藝家協会会員。金沢大学大学院自然科学研究科修了。修士(専門は地質学、古生物学)。科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て、2012年に独立し、現職。2019年、サイエンスライターとして初めて、日本古生物学会貢献賞を受賞 土屋 健(ツチヤ ケン)
オフィスジオパレオント代表。サイエンスライター。日本古生物学会会員、日本地質学会会員、日本文藝家協会会員。金沢大学大学院自然科学研究科修了。修士(専門は地質学、古生物学)。科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て、2012年に独立し、現職。2019年、サイエンスライターとして初めて、日本古生物学会貢献賞を受賞 |
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生物の分類群ごとに見ていくと「大量絶滅」観が変わる。ペルム紀末に海棲生物種の96%が絶滅したといわれている。じつは陸上生物の数字はもっと低く見積もられており、植物では、大量絶滅の影響は大きくはなかったという研究もある。「ペルム紀末に大量絶滅が起きた」という一言ですむほど、単純なことではなかったらしい。生物の分類群ごとに見ていくと、大量絶滅の影響は規模も時期も、それぞれ少しずつ異なっていたようだ。では、実際には何が起きたのか?分類群ごとにその影響を調べ、またその回復後の世界まで描いて、大量絶滅をマクロとミクロの両方の視点からとらえる。
もくじ情報:そのとき何があったのか?;第1部 前夜(境界前の席巻者―単弓類;黎明期の登場者―陸棲爬虫類;古き良き…―両生類 ほか);第2部 世界をまたいで(植物が紡ぐ;昆虫が紡ぐ);第3部 新たな時代(時代を譲る―単弓類;時代を握る―陸棲爬虫類;勃興する―海棲爬虫類・両生類 ほか);そのとき何があったのか?