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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ガーニェ,パトリック(ガーニェ,パトリック)
米国サンフランシスコ出身。作家、元セラピスト。サイコパシー科学的研究学会会員。カリフォルニア州立大学ロサンジェルス校を卒業した後、心理学、夫婦および家族療法、精神分析を専門とする大学院、カリフォルニア・グラデュエイト・インスティテュートで心理学の修士号を、シカゴ・スクール・オブ・プロフェッショナル・サイコロジーで臨床心理学の博士号を取得する。博士論文ではソシオパシーと不安の関連を探究。本書『ソシオパス「怪物」と呼ばれて』が初の著書となる ガーニェ,パトリック(ガーニェ,パトリック)
米国サンフランシスコ出身。作家、元セラピスト。サイコパシー科学的研究学会会員。カリフォルニア州立大学ロサンジェルス校を卒業した後、心理学、夫婦および家族療法、精神分析を専門とする大学院、カリフォルニア・グラデュエイト・インスティテュートで心理学の修士号を、シカゴ・スクール・オブ・プロフェッショナル・サイコロジーで臨床心理学の博士号を取得する。博士論文ではソシオパシーと不安の関連を探究。本書『ソシオパス「怪物」と呼ばれて』が初の著書となる |
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「言っておくが、わたしは窃盗症ではない。窃盗症というのは、自分のものではないものを盗みたい衝動に常に駆られ我慢ができない症状だ。わたしが抱えていた衝動はタイプが異なる。わたしが抱えていたのは、羞恥心や共感といった誰もが持っているような社会的感情のはなはだしい欠如、つまり無感情による不快感からくる衝動だ」(本文より)「言葉を覚えるよりも盗みのほう…(続く)
「言っておくが、わたしは窃盗症ではない。窃盗症というのは、自分のものではないものを盗みたい衝動に常に駆られ我慢ができない症状だ。わたしが抱えていた衝動はタイプが異なる。わたしが抱えていたのは、羞恥心や共感といった誰もが持っているような社会的感情のはなはだしい欠如、つまり無感情による不快感からくる衝動だ」(本文より)「言葉を覚えるよりも盗みのほうが早かった」幼少期。加害ののち、「有意義な人間関係」を築くことをあきらめた青年期。そして、そこから始まる執念の調査―。著者が自らの実体験をもとに、知られざるソシオパスの実像を描き、治療の可能性にまで踏み込んだ、前例なきノンフィクション。
もくじ情報:第一部(正直な少女;レイヤーケーキ;フロリダ;警戒心;ミセス・ラビット;私有地計画);第二部(色彩;小さな地震;処方薬;告白;境界性パーソナリティ障害;似非ソシオパス;家;自由;〈パンクト〉;深淵;オリオン座);第三部(反逆者の告白;匿名;ごまかし;発露;仲間;透明性;キラー・クイーン;ロールシャッハ)