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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
富士田 けやき(フジタ ケヤキ)
2019年にドラゴンノベルスより『カルマの塔 七王国戦記』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 富士田 けやき(フジタ ケヤキ)
2019年にドラゴンノベルスより『カルマの塔 七王国戦記』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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魔王の軍勢を、その威容を見てなお、心折れぬ者。勇気持つ者。人々はそのような者を―『勇者』と呼ぶ。逃げるが勝ち、そんな生き方をしてきたはぐれ者ソロは、辺鄙な村に聖剣ありという噂を聞き、台座ごと盗んで売ろうと企むが、剣はなぜかするりと引き抜けてしまう。それを目にした王女ルーナ―本物の勇者というべき人物はソロへ微笑み「私と共に世界を救いましょう、勇者殿」と手を差し出す。一方、聖剣はソロへ囁く…(続く)
魔王の軍勢を、その威容を見てなお、心折れぬ者。勇気持つ者。人々はそのような者を―『勇者』と呼ぶ。逃げるが勝ち、そんな生き方をしてきたはぐれ者ソロは、辺鄙な村に聖剣ありという噂を聞き、台座ごと盗んで売ろうと企むが、剣はなぜかするりと引き抜けてしまう。それを目にした王女ルーナ―本物の勇者というべき人物はソロへ微笑み「私と共に世界を救いましょう、勇者殿」と手を差し出す。一方、聖剣はソロへ囁く。自分は魔剣であり、一緒に逃げようと。これは、勇者ならぬ者がひとひらの善意で絶望に抗う旅をする物語。