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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
此見 えこ(コノミ エコ)
2020年『きみが明日、この世界から消える前に』でエブリスタ小説大賞×スターツ出版文庫大賞〈青春部門〉の大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 此見 えこ(コノミ エコ)
2020年『きみが明日、この世界から消える前に』でエブリスタ小説大賞×スターツ出版文庫大賞〈青春部門〉の大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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本当はずっと、さよならしたかったんだ。福岡に暮らす高校1年生の結芽は、言葉を話すことができない。中学時代のある出来事をきっかけに、声を出せなくなってしまったのだ。ある朝、教室から逃れるように訪れた公園で、不登校の中学生・くるみと出会う。意気投合する2人だったが、くるみの兄は高校でアイドル的な存在の3年生・須賀先輩だった。2人との出会いで大きく動き出す結芽の人生。しかし平穏な日々は唐突に、そして残酷に終わりを迎える―。予想外の結末は、此見えこ史上最も切なく、温かい。声を失った少女が運命を切り開く、“決別”と“再生”の物語。