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出版社名:KADOKAWA
出版年月:2025年11月
ISBN:978-4-04-116320-7
205P 19cm
オーロラが見られなくても
近藤史恵/著
組合員価格 税込 1,777
(通常価格 税込 1,870円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:壁も屋根も、街全体が真っ青でまるで夢の中に迷い込んでしまったような、ジブラルタルの街。最初に見たのは写真だったのだが、わたしはこの街にいつの日か絶対に行くのだと心に決めたのだった。グラスにあふれんばかりの生のミントを入れて、上から熱くて甘い緑茶を注ぐミントティー。帽子のような鍋に入った、塩漬けにして熟成させたレモンコンフィとチキンのタジン。見たことのない景色とおいしい料理に出会ったわたしは、新たな一歩を踏み出す。(「ジブラルタルで会えたら」)わたしの人生、多少無茶でも、ひとつくらいやりたいことをやってみたかった。空を突くように尖がった曲線の美しい教会から、レイキャビクの街並みを一望す…(続く
内容紹介:壁も屋根も、街全体が真っ青でまるで夢の中に迷い込んでしまったような、ジブラルタルの街。最初に見たのは写真だったのだが、わたしはこの街にいつの日か絶対に行くのだと心に決めたのだった。グラスにあふれんばかりの生のミントを入れて、上から熱くて甘い緑茶を注ぐミントティー。帽子のような鍋に入った、塩漬けにして熟成させたレモンコンフィとチキンのタジン。見たことのない景色とおいしい料理に出会ったわたしは、新たな一歩を踏み出す。(「ジブラルタルで会えたら」)わたしの人生、多少無茶でも、ひとつくらいやりたいことをやってみたかった。空を突くように尖がった曲線の美しい教会から、レイキャビクの街並みを一望する。海沿いにはガラス張りの現代建築、一日の終わりに屋台で買って頬張る熱々の「全部のっけ」のホットドッグ。輝かしい経歴も、なんの思い出もない人生だけれど、少しだけ何かが変わる予感がした--。(「オーロラが見られなくても」)
この旅はわたしたちへのご褒美なのだ。美しい街を歩いて、未知の料理と出会い、自分のためだけに時間を過ごす旅。人生に疲れた五人に、心地よい風が吹く。サーモンのクロケット、もちもちのツェペリナイ、マイナス十二度のアイスキャンデー。ドラマ「シェフは名探偵」原作者が贈る、おいしくて幸せな旅の短編集。
著者プロフィール
近藤 史恵(コンドウ フミエ)
1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学卒。在学中に執筆した『凍える島』で鮎川哲也賞を受賞しデビュー。以来、細やかな心理描写を軸にした質の高いミステリ作品を発表し続ける。2007年刊行の『サクリファイス』が絶賛を浴び、同作で08年大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
近藤 史恵(コンドウ フミエ)
1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学卒。在学中に執筆した『凍える島』で鮎川哲也賞を受賞しデビュー。以来、細やかな心理描写を軸にした質の高いミステリ作品を発表し続ける。2007年刊行の『サクリファイス』が絶賛を浴び、同作で08年大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)