内容紹介：高校三年生・受験生のサクは、母親とのケンカをきっかけに家を飛び出し、かつて住んでいた田舎の祖母の家を訪れた。当時通っていた中学の校舎を歩いていると、３年前に亡くなったはずの美織の姿が！？　彼女はサクに、中学時代に未完成だった映画をもう一度撮ってほしいと懇願する。サクはバラバラになっていた仲間たちを集め、失われた絆を取り戻すように映画制作にのめり込むが、やがて台本と同じ奇妙な出来事が現実でも起こり－－！？　人生の岐路に立つ高校生たちの一瞬のきらめきを切り取った、やさしい奇跡が切なすぎる青春群像劇。
高校三年生・受験生のサクは、母親とのケンカをきっかけに家を飛び出し、かつて住んでいた田舎の祖母の家を訪れた。当時通っていた中学の校舎を歩いていると、３年前に亡くなったはずの美織に遭遇する。彼女の願いは、中学時代に未完成だった映画をもう一度撮り、完成させることだった。サクはバラバラになっていた仲間たちを集め、絆を取り戻すように映画制作にのめり込むが、やがて台本と同じ奇妙な出来事が現実でも起こるようになっていき―！？人生の岐路に立つ高校生の一瞬のきらめきを切り取った、やさしい奇跡が切なすぎる青春群像ストーリー。

騎月　孝弘(キヅキ　タカヒロ)
『きみと見つめる、はじまりの景色』でエブリスタ×スターツ出版文庫賞部門賞受賞、『太陽と月の図書室』で第１１回天竜文学賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）