内容紹介：環境に厳しいヨーロッパでは、飛行機やバスではなく、鉄道がもっともポピュラーな移動手段です。日本ではすっかり見かけなくなってしまった夜行列車や食堂車など、乗ること自体が楽しい列車があちこちを走り、目を瞠る絶景や車窓風景が各地に広がっています。本書では、そんなヨーロッパ鉄道旅の選りすぐりの絶景路線をピックアップするとともに、ミラノ、ブリュッセル、プラハ、ベルリンなど日本からアクセスしやすい都市を起点に、日帰りや1泊で行ける鉄道小旅行プランもご紹介しています。日本ではあまり知られていないプライベーターの企画列車や新規参入がつづく夜行列車も実際に試乗して誌面展開していきます。さらには、現地で街歩きをする際に欠かせないトラムやメトロといった都市交通の乗り方や利用のポイントについても丁寧に解説しています。鉄道に乗ることそのものの楽しみだけでなく、鉄道を移動の“足”として旅全体を豊かに彩るためのヒントや情報が詰まった一冊です。オールカラーで構成された誌面は、実際の旅先での活用はもちろん、自宅にいながらでもヨーロッパ旅行気分に浸れるビジュアルガイドとしてもお楽しみいただけます。