目に見えない組織内部の資源を重視した、競争力の強化による新規事業開発システムを事例で解説。

中小企業の競争戦略の展開、企業革新においては、伝統的なポジショニング戦略だけではなく組織内部の能力（ケイパビリティ）が持続的競争優位の源泉になるという資源ベースの視点を重視することが成功の鍵になる。『事業創造のビジネスシステム』では、優れた製品やサービスで収益を上げるには、同時に優れた事業の仕組みが不可欠であることを解説。
もくじ情報：第１章　ケイパビリティによる事業開発；第２章　下請製造業の新規事業開発；第３章　“匠”技術による事業開発；第４章　リテーリングにおける事業開発；第５章　流通チャネルを利用した事業開発；第６章　アウトソーシングによる事業開発；第７章　産学連携による事業開発；第８章　ベンチャー企業の事業開発戦略

小川　正博(オガワ　マサヒロ)
１９７１年中央大学経済学部卒業。１９７１年東京都商工指導所（東京都経済局）入所。１９９７年札幌大学経営学部助教授。現在、札幌大学経営学部教授。著書に『企業のネットワーク革新』（平成１２年度中小企業研究奨励賞、同文舘、２０００年）その他多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）