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出版社名:学樹書院
出版年月:2003年7月
ISBN:978-4-906502-26-4
168P 21cm
妄想とパースペクティヴ性 認識の監獄
ヴォルフガング・ブランケンブルク/編 W.Th.ヴィンクラー/〔ほか著〕 山岸洋/訳 野間俊一/訳 和田信/訳
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内容紹介・もくじなど
本書は、編者のもとに結集したドイツ語圏の主要な精神病理学者たちが、「パースペクティヴ性」という新たな概念を援用しながら「妄想」の解明を試みた記念碑的論文集である。パースペクティヴの可能性や能力は妄想においてどのように損なわれているのか、そしてこのことは妄想体験を理解する際にどのような意味をもっているのか、さらには妄想的でない関係はいかにして成立可能なのか、といった問題に迫る。
もくじ情報:パースペクティヴ性と妄想;人間的な営為としての出会い、出会いの障害としての妄想―パースペクティヴ引き受けの精神病理;パースペクティヴ性の病理;変容した覚醒意識状態としての妄想;妄想と自己―獣化妄想の例に見られ…(続く
本書は、編者のもとに結集したドイツ語圏の主要な精神病理学者たちが、「パースペクティヴ性」という新たな概念を援用しながら「妄想」の解明を試みた記念碑的論文集である。パースペクティヴの可能性や能力は妄想においてどのように損なわれているのか、そしてこのことは妄想体験を理解する際にどのような意味をもっているのか、さらには妄想的でない関係はいかにして成立可能なのか、といった問題に迫る。
もくじ情報:パースペクティヴ性と妄想;人間的な営為としての出会い、出会いの障害としての妄想―パースペクティヴ引き受けの精神病理;パースペクティヴ性の病理;変容した覚醒意識状態としての妄想;妄想と自己―獣化妄想の例に見られた自己像の一次元的な歪み;同一性理論から見たメランコリー性妄想;精神療法の観点から見た妄想;相互作用的現象としての妄想;妄想治療の現存在分析的側面と精神薬理学的側面―完全に対立するかに見える二つの治療法の接近へ向けて;結語 パースペクティヴ性vs.パースペクティヴ主義―パースペクティヴ可動性不足の病理からその治療へ
著者プロフィール
ブランケンブルク,ヴォルフガング(ブランケンブルク,ヴォルフガング)
1928‐2002。元マールブルク大学精神科主任教授。1993年に退官。L.ビンスヴァンガーの現存在分析的研究を継承し、20世紀後半の現象学的・人間学的な精神病理学研究の第一人者として活躍した
ブランケンブルク,ヴォルフガング(ブランケンブルク,ヴォルフガング)
1928‐2002。元マールブルク大学精神科主任教授。1993年に退官。L.ビンスヴァンガーの現存在分析的研究を継承し、20世紀後半の現象学的・人間学的な精神病理学研究の第一人者として活躍した