セクシーでダンディ――。20世紀を駆け抜けた無類のカッコよさ。

若くしてイギリスへ渡り、カントリー・ジェントルマンとしての素養をたくわえ、同時にブガッティやベントレーでオートレースに参加した稀代の「オイリー・ボーイ」にして、スポーツマン。帰国後は自らのプリンシプルをたてに昭和史の危機を乗り越えた。この“風”のような生涯を、愛娘の回想を中心にグラフィックに甦らせる。
/ダンディ、オイリー・ボーイ、プリンシプル……昭和史を無類のカッコよさで駆けぬけていった男の姿を、愛娘の回想などでグラフィックによみがえらせる。

無類のカッコよさで、風のように２０世紀を駆けぬけた白洲次郎―若くして英国に学び、カントリー・ジェントルマンとして自身をみがき、帰国後は自らのプリンシプルをたてに昭和史の危機を乗り越える。このセクシーでダンディな男の生涯を、愛娘の回想を中心にグラフィックによみがえらせる。
もくじ情報：アルバム　白洲次郎、誕生ス；グラフ　白洲次郎のダンディズム；グラフ　オイリー・ボーイの精髄；グラフ　英国カントリー・ジェントルマンへの変貌；同級生交歓（白洲次郎）；娘からみた白洲次郎（牧山桂子）；主人のきものと福田屋千吉（白洲正子）；白洲次郎のヴィンテージ・ベントレー（涌井清春）；義父、白洲次郎と車（牧山圭男）；白洲次郎のいる風景（青柳恵介）

白洲　正子(シラス　マサコ)
１９１０年、東京生れ。９８年、没