たくさんの謎やおどろきに満ちた＜社会＞をデータで裏付け、そのしくみを体感するために、ヒントがみつかる社会調査、計量技法集。

「世の中のしくみをとらえる」ためのニュータイプの社会学入門。
もくじ情報：１　データの構造をあきらかにする（データをつくる；データの適切さを考える；データの分布をしらべる）；２　社会現象の原因と結果をあきらかにする（２つの変数の関連をあきらかにする；ある１つの社会現象の原因を調べ予測する；複数の社会現象の因果構造をあきらかにする；社会学的概念を制定し、その社会現象の因果構造をあきらかにする；社会現象の時間的変化の原因を探る）；３　社会構造の様態を記述する（結びつきをとらえる；社会的カテゴリー間の関連のしくみをとらえる；変数や分析対象の類似性を把握する；変数を合成する）；４　もっともふさわしいモデルをえらぶ（モデルの説明力をたかめる）；付録　計量社会学の論文を提出するまえに

与謝野　有紀(ヨサノ　アリノリ)
関西大学社会学部教授。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程中退（１９９０年３月）