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出版社名:筑摩書房
出版年月:2006年11月
ISBN:978-4-480-09018-8
386P 15cm
思想の中の数学的構造/ちくま学芸文庫 ヤ15-1 Math & Science
山下正男/著
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内容紹介・もくじなど
レヴィ=ストロースが“発見”した親族の基本構造は、まさに現代数学の「群論」そのものであった。それは20世紀の構造主義が、ヨーロッパの正統の流れを、すなわち古代ギリシアにおける思弁と数学の幸福な結合を、現代に“再発見”したことを意味した。そこから見えてくるものは何か。プラトンのイデア数、ライプニッツの予定調和説、カントの認識論、ヘーゲルの解析学/歴史観、ニーチェやオルテガの遠近法主義、フッサールの現象学、さらに、中国周代の易に見る二進法、孟子における階級と関数概念など、精緻な数学的アプローチと該博な知見から生みだされた、ユニークな比較思想史的論考。
もくじ情報:1 構造の学とその応用(かたち、形…(続く
レヴィ=ストロースが“発見”した親族の基本構造は、まさに現代数学の「群論」そのものであった。それは20世紀の構造主義が、ヨーロッパの正統の流れを、すなわち古代ギリシアにおける思弁と数学の幸福な結合を、現代に“再発見”したことを意味した。そこから見えてくるものは何か。プラトンのイデア数、ライプニッツの予定調和説、カントの認識論、ヘーゲルの解析学/歴史観、ニーチェやオルテガの遠近法主義、フッサールの現象学、さらに、中国周代の易に見る二進法、孟子における階級と関数概念など、精緻な数学的アプローチと該博な知見から生みだされた、ユニークな比較思想史的論考。
もくじ情報:1 構造の学とその応用(かたち、形式、構造;科学思想のキー・ワードとしての外延;人文科学における群論の使用);2 数学と思想の構造的共通性(数学と哲学における生成の概念;歴史観の数学的モデル;遠近画法と遠近法主義 ほか);3 数学的構造と社会イメージ(比の思想の社会的背景;比例の思想と階級の思想;関数概念の原初的形態 ほか)
著者プロフィール
山下 正男(ヤマシタ マサオ)
1931年、京都市生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。同大学人文科学研究所教授を経て名誉教授。専攻課題は論理と数理の比較思想史的研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
山下 正男(ヤマシタ マサオ)
1931年、京都市生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。同大学人文科学研究所教授を経て名誉教授。専攻課題は論理と数理の比較思想史的研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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