Ｗｉｎｄｏｗｓ　Ｓｅｒｖｅｒ２００８の登場とＷｉｎｄｏｗｓ　Ｖｉｓｔａ　Ｓｅｒｖｉｃｅ　Ｐａｃｋ１のリリースで、クライアントＰＣの展開プロセスが大きく変わりました。本書は、Ｗｉｎｄｏｒｗｓ　Ｖｉｓｔａの展開に関する技術情報を集約した技術書です。Ｗｉｎｄｏｗｓ　Ｖｉｓｔａの新機能や、展開機能のリファレンス情報およびガイドラインを提供するほか、Ｗｉｎｄｏｗｓ　Ｖｉｓｔａの機能のしくみ、クライアント管理のベストプラクティス、トラブルシューティングに役立つヒントなど、Ｗｉｎｄｏｗｓ　Ｖｉｓｔａの開発チームやＭＶＰからの専門的な助言も数多く掲載しています。付属ＣＤには、Ｗｉｎｄｏｗｓ　Ｖｉｓｔａクライアントの展開の自動化に利用できるサンプルスクリプトを収録するほか、展開作業の効率化に役立つテンプレートフアイルを収録しています。
もくじ情報：第１部　概要（Ｗｉｎｄｏｗｓ　Ｖｉｓｔａの機能強化の概要；Ｗｉｎｄｏｗｓ　Ｖｉｓｔａのセキュリティ）；第２部　展開（展開プラットフォーム；展開の計画；アプリケーション互換性のテスト；ディスクイメージの作成；ユーザー状態データの移行；アプリケーションの展開；ＷｉｎｄｏｗｓＰＥの準備；ＷｉｎｄｏｗｓＤＳを使った展開；ボリュームライセンス認証の使用；Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ　Ｄｅｐｌｏｙｍｅｎｔ　Ｔｏｏｌｋｉｔによる展開）；第３部　付録（システムファイルリファレンス；ユーザー権利リファレンス）

タロック，ミッチ(タロック，ミッチ)
Ｗｉｎｄｏｗｓ管理、ネットワーキング、およびセキュリティの専門家として広く知られており、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔプラットフォーム、製品、およびソリューションの展開を積極的に支援し、その目覚ましい貢献に対してＭｉｃｒｏｓｏｆｔからＭＶＰ（Ｍｏｓｔ　Ｖａｌｕａｂｌｅ　Ｐｒｏｆｅｓｓｉｏｎａｌ）の地位を何度も与えられている。執筆または寄稿したコンピューティング／ネットワーキング関連書籍は２０冊以上に及ぶ。ＷｉｎｄｏｗｓＮｅｔｗｏｒｋｉｎｇ．ｃｏｍ、ＷｉｎｄｏｗｓＤｅｖＣｅｎｔｅｒ．ｃｏｍ、ＩＴｗｏｒｌｄ．ｃｏｍなどのＩＴプロフェッショナル向けＷｅｂサイトに３００本以上の記事を執筆。『ＢｉｚＴｅｃｈ　Ｍａｇａｚｉｎｅ』や『ＮｅｔｗｏｒｋＷｏｒｌｄ』など主な業界各誌にも特集記事を執筆しており、執筆記事はＴｅｃｈＴａｒｇｅｔ．ｃｏｍからＣＮＮ．ｃｏｍまでさまざまな種類のサイトに広く配信されている。また、ジョーンズ国際大学（ＪＩＵ）のＭＢＡプログラムのために情報セキュリティ管理（ＩＳＭ）のコースを開設し、自ら指導している。１９９８年の起業以前はＰｒｏｄｕｃｔｉｖｉｔｙ　Ｐｏｉｎｔ　ＩｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌのＭｉｃｒｏｓｏｆｔ　Ｃｅｒｔｉｆｉｅｄ　Ｔｒａｉｎｅｒ（ＭＣＴ）として活動。現在はカナダのウィニペグ州に在住