いま注目されている緩和医療の基礎から最前線までを、第一線の医師・研究者がわかりやすく解説。

もくじ情報：第１章　痛みを考える―がん患者と緩和医療（緩和ケアとは何か？；緩和医療の歴史　ほか）；第２章　医療用麻薬による痛みの治療―誤解や副作用を考える（がん性疼痛治療における医療用麻薬；ＷＨＯ方式がん疼痛治療法　ほか）；第３章　人によって違う痛みと鎮痛（痛みと個人差；鎮痛薬の効き目の個人差　ほか）；第４章　がんの痛みのいろいろ―症状に応じた治療法（がんの痛み治療の現状；がんの痛みの種類と性質　ほか）；第５章　がん患者と家族の心のケア―疼痛との関係を中心にして（緩和医療の概念とその実態；がん患者の疼痛とその評価　ほか）

小川　節郎(オガワ　セツロウ)
１９４８年生、駿河台日本大学病院院長、麻酔科教授、日本疼痛学会理事・事務局長、日本ペインクリニック学会監事