内容紹介：信仰について疑問が生じたり、信じていた教えが分からなくなってしまうと、不安になります。しかしそんな必要はありません。信じるとは理解しようとすることであり、理解しようとするとは疑問をもつことです。私たちは確信が持てなかったり、あるいは迷ったり悩んだりしたときに疑問をもちます。しかし、それは間違ってもいないし非難されるようなことでもありません―人生という旅の途上にいる以上、私たちはつねに物事をもっと理解しようとするのですから。（序　信仰と理解―信仰の源泉と資料　冒頭より）
もくじ情報：１　神と人間（無限の慈しみとしての神；神の似姿としての人間；罪と罪深さ）；２　イエス―神の慈しみ（イエス、救い主、神の子；イエスの死と私たちの救い；復活―私たちの希望の基）；３　教会と聖霊（交わりおよび制度としての教会；聖霊の香りと秘跡；聖霊の恵みとしての新生）；４　終末の神秘（天の国と来たるべき世界；キリスト教の三位一体の神）

浅野　幸治(アサノ　コウジ)
１９６１年、兵庫県に生まれる。東北大学文学部、同大学院文学研究科修士課程を経て、テキサス大学でＰｈ．Ｄ．取得。専攻哲学。現在、豊田工業大学准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）