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出版社名:筑摩書房
出版年月:2013年1月
ISBN:978-4-480-09513-8
383P 15cm
老子/ちくま学芸文庫 ロ7-1
老子/〔著〕 福永光司/訳
組合員価格 税込 1,188
(通常価格 税込 1,320円)
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己の眼で見ているこの世界は虚像に過ぎない。自我を超えた「無為自然の道」を説く、東洋思想が生んだ画期的な一書を名訳で読む。
己の眼で見ているこの世界は虚像に過ぎない。自我を超えた「無為自然の道」を説く、東洋思想が生んだ画期的な一書を名訳で読む。
内容紹介・もくじなど
自己研鑽し、知識を増やすことは、かえって人間を不幸にするのではないか―才知がものをいい、相手を出し抜き、騙すことまでもが出世につながる中国戦国時代の中で、老子はそう考えた。そして農村の自然で素朴な生活に人間の幸せな生き方を見出し、「無為自然」の境地にいたる。無為とは不必要なことは行わないという意味で、孔子をはじめ儒家が貴ぶ学問も、自我を肥大化させるだけの不必要なものと批判した。競争社会を強く否定する老子の思想は、生き方に迷う多くの日本人を魅了してきた。己れの無力を知り、自由に生きるための知恵を、碩学・福永光司の名訳と詳細な注釈で読む。
もくじ情報:上篇(道経);下篇(徳経)
自己研鑽し、知識を増やすことは、かえって人間を不幸にするのではないか―才知がものをいい、相手を出し抜き、騙すことまでもが出世につながる中国戦国時代の中で、老子はそう考えた。そして農村の自然で素朴な生活に人間の幸せな生き方を見出し、「無為自然」の境地にいたる。無為とは不必要なことは行わないという意味で、孔子をはじめ儒家が貴ぶ学問も、自我を肥大化させるだけの不必要なものと批判した。競争社会を強く否定する老子の思想は、生き方に迷う多くの日本人を魅了してきた。己れの無力を知り、自由に生きるための知恵を、碩学・福永光司の名訳と詳細な注釈で読む。
もくじ情報:上篇(道経);下篇(徳経)
著者プロフィール
福永 光司(フクナガ ミツジ)
1918‐2001年。中国思想史家。老荘思想・道教研究の第一人者。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
福永 光司(フクナガ ミツジ)
1918‐2001年。中国思想史家。老荘思想・道教研究の第一人者。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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