内容紹介：中国では農村部の高齢化と社会保障の立ち遅れが深刻になりつつある。先行研究と事例調査を基に農村高齢者福祉の現状を分析し、日本の地域密着型福祉を参考にしながらサービスモデルの構築を試みる。
もくじ情報：中国高齢者福祉研究―その到達点と課題；第１部　「村宅老所」サービスモデル構築の必要性（農村高齢者福祉施設の調査から明らかになったこと；農村高齢者福祉施設サービスの不足と制約；農村地域における「社区」高齢者サービスの必要性）；第２部　「村宅老所」サービスモデルの構築とその実現可能性（日本における地域福祉サービス―日本の経験が中国に示唆するもの；「村宅老所」サービスの利用希望―高齢者と高齢者の扶養家族双方の視点から；中国農村における「村宅老所」モデル試論）

郭　芳(カク　ホウ)
１９８４年中国山東省生まれ。中国河北大学外国語学院卒業、同志社大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士課程修了、博士（社会福祉学）。現在、京都自立就労サポートセンター相談支援員兼就労支援員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）