全国学力・学習状況調査の報告書に基づく小学校国語科の課題を三領域一事項に分け、各学年の指導事項や言語活動例との関連を図って整理し、教科書とリンクさせながらその課題解決を図る授業＆言語活動を、3ステップの展開例やワークシート、板書例でビジュアルに解説！

三領域一事項における全国的な課題を系統立てた指導で克服する！各学年に配列された指導事項や言語活動例との関連を図って整理。整理した課題を今後の国語科の重点テーマとして掲げ、教科書教材とリンクさせながら、その課題の解決を図る授業プランを、「単元の概要」「付けたい力」「本時の授業展開」「ワークシート例」の項立てのもと、計３０プラン提案した。
もくじ情報：１　こうすれば絶対成功する！国語科授業改善のポイント（２１世紀型能力を育てる新しい国語科授業づくり；小学校国語科の課題と授業プランの活用について）；２　本当の学力を付ける「話すこと・聞くこと」の授業＆言語活動プラン（第１学年―順序を考えて紹介しよう；第２学年―すてきな道具を分かりやすく説明しよう　ほか）；３　本当の学力を付ける「書くこと」の授業＆言語活動プラン（第１学年―見付けたことを文章に書いて知らせよう；第２学年―心にのこったできごとをじゅんじょよく書こう　ほか）；４　本当の学力を付ける「読むこと」の授業＆言語活動プラン（説明的な文章（第１学年―わくわく動物園の赤ちゃんを紹介しよう；第２学年―たんぽぽ図鑑をつくろう　ほか）；文学的な文章（第１学年―昔話を読んでお話をつくろう；第２学年―シリーズの中の登場人物を紹介しよう　ほか））；５　本当の学力を付ける「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」の授業＆言語活動プラン（第１学年―ぶんのおわりにまる（。）をつけよう；第２学年―漢字のいろいろな読み方を調べよう　ほか）

樺山　敏郎(カバヤマ　トシロウ)
公立小学校教諭、教頭、教育委員会指導主事を歴任後、２００６年４月より９年間、文部科学省国立教育政策研究所学力調査官兼教育課程調査官として小学校国語を担当。２０１５年４月より大妻女子大学家政学部児童学科准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）