ようこそ!
出版社名:ふくろう出版
出版年月:2016年11月
ISBN:978-4-86186-682-1
115P 19cm
子育て考 子ども集団の中で一人ひとりを大切にした人的・物的環境の一例
和多美知子/監修 森英子/編著 伊勢慎/編著 斎藤健司/編著
組合員価格 税込 1,188
(通常価格 税込 1,320円)
割引率 10%
お取り寄せ
お届け日未定
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
内容紹介:人間の子どもは他の動物と異なり、「自分で食べる」「排泄の始末をする」「二本足で立って自分で移動する」など、生きていくための基本動作が未発達のままで生まれてくる。そのため人としての正しい生活習慣を身につけるまでは、母親を中心に、周囲の人びとに見守られ支えられるという養護が必要となり、特に満三歳までの期間が「生活習慣」の確立には重要である。かつて成長段階の節目ごとに組み込まれていた「行事」や、子ども集団が延々と築き伝承してきた「遊び」、井戸端会議などを通じて受け継がれてきた「子育ての知恵」は、戦後の価値観、社会機構の大転換により失われていった。本書の監修者は60年以上にわたり乳児保育に携…(続く
内容紹介:人間の子どもは他の動物と異なり、「自分で食べる」「排泄の始末をする」「二本足で立って自分で移動する」など、生きていくための基本動作が未発達のままで生まれてくる。そのため人としての正しい生活習慣を身につけるまでは、母親を中心に、周囲の人びとに見守られ支えられるという養護が必要となり、特に満三歳までの期間が「生活習慣」の確立には重要である。かつて成長段階の節目ごとに組み込まれていた「行事」や、子ども集団が延々と築き伝承してきた「遊び」、井戸端会議などを通じて受け継がれてきた「子育ての知恵」は、戦後の価値観、社会機構の大転換により失われていった。本書の監修者は60年以上にわたり乳児保育に携わり、その間、一人ひとりの乳児について毎日ノートに記録すると共に、子どもと動物園にいる動物との動きの類似点について、8ミリカメラで追い続けてきた。その結果、昭和20~30年代の子どもも平成時代の子どもも同様に、成長の過程に「一定の型」があり、それはヒトとしての進化過程、順路に沿ったものであることが分かったのである。その型をふまえた上で本書にまとめた「子育ての知恵」、「大切なコツ」を、子育てに悩む母親や保育士を目指す学生、現役保育士の方々に役立てていただければ幸いである。
もくじ情報:第1章 保育方法の見直し(年間を通して、毎月定期的に「一定コース」を歩く;生年月日順に各年齢の子ども全児が常に行動するように見直す;図書室並びに購入図書の見直し;食事方法の見直し);第2章 行事の見直し(1)(運動会という乳幼児にとっての行事の意義と事例);第3章 行事の見直し(2)(生活発表会という乳幼児にとっての行事の意義と事例)
著者プロフィール
和多 美知子(ワダ ミチコ)
岡山県立保育専門学院(現岡山県立大学)卒業。元新見女子短期大学(現新見公立短期大学)幼児教育学科教授
和多 美知子(ワダ ミチコ)
岡山県立保育専門学院(現岡山県立大学)卒業。元新見女子短期大学(現新見公立短期大学)幼児教育学科教授