トップで活躍する４人の棋士による打碁解説集です。登場棋士は関東・中部の重鎮、三村智保九段と彦坂直人九段、女流タイトル通算獲得数歴代１位の謝依旻六段、早碁棋戦三冠の一力遼八段。それぞれ「自身の渾身の一局」と「印象に残っている棋譜」を紹介してもらっています。収録局は「平成史に残る大激戦」「勉強になったＡＩの碁」「自分史上最大のミス」などバラエティ満載。楽しみながら並べられ、上達に役立つ一冊です。

年代も地域も碁の棋風もバラバラ彦坂直人九段、三村智保九段、謝依旻六段、一力遼八段が「自身の渾身の一局」と「並べて印象に残っている碁」を解説！平成史に残る大激戦、エネルギーを使い果たしたタイトル戦、勉強になった囲碁ＡＩの技、自分史上最大のポカ。
もくじ情報：彦坂直人九段（第１１期富士通杯２回戦；第４５期碁聖戦予選Ｃ）；三村智保九段（第７０期本因坊戦リーグ戦；幽玄の間練習対局）；謝依旻六段（第３４期女流本因坊戦第３局；第４３期国手戦第３局）；一力遼八段（第１回ＧＬＯＢＩＳ杯世界囲碁Ｕ‐２０準決勝；第４３期棋聖戦挑戦手合第７局）

彦坂　直人(ヒコサカ　ナオト)
昭和３７年（１９６２年）３月１７日生。愛知県名古屋市出身。４９年馬場滋九段に入門。昭和５１年入段、平成４年九段。日本棋院中部総本部所属。平成１０年第３６期十段位獲得。２８年通算１０００勝達成