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出版社名:慶應義塾大学出版会
出版年月:2021年2月
ISBN:978-4-7664-2727-1
324,58P 22cm
共和主義者モンテスキュー 古代ローマをめぐるマキァヴェッリとの交錯
定森亮/著
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『法の精神』を著し、アメリカ独立革命やフランス革命に多大な影響を与えた思想家モンテスキュー。彼が描いた「自由」そして「共和国」の概念を、古代ローマ共和政の歴史に対するマキャヴェッリとの思想の対決の中から読み解いていく。
『法の精神』を著し、アメリカ独立革命やフランス革命に多大な影響を与えた思想家モンテスキュー。彼が描いた「自由」そして「共和国」の概念を、古代ローマ共和政の歴史に対するマキャヴェッリとの思想の対決の中から読み解いていく。
内容紹介・もくじなど
内容紹介:『法の精神』を著し、アメリカ独立革命やフランス革命に多大な影響を与えた思想家モンテスキュー。彼が描いた「自由」そして「共和国」の概念を、古代ローマ共和政の歴史に対するマキャヴェッリとの思想の対決の中から読み解いていく。
本書では、軍事的偉業を実現した古代ローマを共和国の模範と見なしたマキァヴェッリとの内的対話を通じ、軍事、政治、経済が織りなす動態力学を考慮したうえで、むしろ国内での法の支配と国家間での平和な秩序が不可分なものとして実現しうる条件を模索したモンテスキューの共和主義思想の核心に迫る。
もくじ情報:第1章 市民の「自由」とは何か―『法の精神』における商業発展と法律の生成;第…(続く
内容紹介:『法の精神』を著し、アメリカ独立革命やフランス革命に多大な影響を与えた思想家モンテスキュー。彼が描いた「自由」そして「共和国」の概念を、古代ローマ共和政の歴史に対するマキャヴェッリとの思想の対決の中から読み解いていく。
本書では、軍事的偉業を実現した古代ローマを共和国の模範と見なしたマキァヴェッリとの内的対話を通じ、軍事、政治、経済が織りなす動態力学を考慮したうえで、むしろ国内での法の支配と国家間での平和な秩序が不可分なものとして実現しうる条件を模索したモンテスキューの共和主義思想の核心に迫る。
もくじ情報:第1章 市民の「自由」とは何か―『法の精神』における商業発展と法律の生成;第2章 共和国とは何か―モンテスキューとマキァヴェッリにおける「法の支配」の相違;第3章 なぜ歴史を解釈するのか―『ディスコルシ』と『法の精神』における「徳」論と制度・機構論の関係;第4章 市民権とは何か―共和政ローマの衰退と富の不平等の拡大に関する分析の相違;第5章 なぜ軍事力によって法律は沈黙させられるのか―共和政ローマの崩壊と軍人政治の出現に関する『法の精神』の政治経済学;第6章 古代と近代の連続性はどこにあるのか―モンテスキューとマキァヴェッリの交錯地点;第7章 軍事力と法律はどちらが優位すべきか―マキァヴェッリの「新たな君主政」とモンテスキューのフランス世襲君主政;第8章 共和政の歴史とは何か―ハリントンの古代社会とモンテスキューの封建法の遺産
著者プロフィール
定森 亮(サダモリ リョウ)
1977年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、2003年同大学大学院経済学研究科修士課程修了、同大学大学院経済学研究科博士課程入学。2003年から2006年まで慶應義塾大学経済学部研究助手。2006年パリ第一大学大学院哲学研究科修士課程入学(フランス政府給費留学、パリ高等師範学校所属)。2007年から2010年までパリ第一大学特別研究員(allocataire de recherche)。2008年慶應義塾大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得満期退学。2016年パリ第一大学大学院哲学研究科博士課程修了。博士(パリ第一大学、哲学)。現在、慶應義塾大学、神奈川大…(続く
定森 亮(サダモリ リョウ)
1977年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、2003年同大学大学院経済学研究科修士課程修了、同大学大学院経済学研究科博士課程入学。2003年から2006年まで慶應義塾大学経済学部研究助手。2006年パリ第一大学大学院哲学研究科修士課程入学(フランス政府給費留学、パリ高等師範学校所属)。2007年から2010年までパリ第一大学特別研究員(allocataire de recherche)。2008年慶應義塾大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得満期退学。2016年パリ第一大学大学院哲学研究科博士課程修了。博士(パリ第一大学、哲学)。現在、慶應義塾大学、神奈川大学、専修大学等非常勤講師。第3回研究奨励賞『経済学史研究』論文賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)